こころの染織

ひと針ひと針心を繕います。
第8章・・月あかりの散歩道・・・私とルナと一緒に月に想いを馳せて散歩しませんか~♪

いちじくの季節・・・

2011-08-21 19:56:21 | SEASON

ルナです。


今日は、朝から一日雨が降り続いて、とても肌寒い一日になったね。
ママさんは、午前中は、集会所のお掃除当番で、
近所の皆さんと一緒に、お手伝いに行って来たよ。


今日は、それで終わったな・・・って、ルナは思っていたけど、
そんな感じだったよ(笑)



でもね・・・・・








嬉しいことに、ママさんのお友達から、今年も「いちじく」が送られて来たんだよ。









もちろん、ルナも早速、チェックだよ~

匂う・・匂う・・・



ママさんは、いちじくのジャムが大好きなんだけど、
去年、ヨーグルトをかけて食べると美味しいよって教えられて、
どれがとっても良かったから、今年も、そうしようって、早速むいてみたよ。







わぁぁぁ~ ママさん、綺麗な色だね~
プレーンのヨーグルトが、蜂蜜かお砂糖をかけたくらいに甘いよ~
いちじくは、優しい味だね。
とっても美味しいって、ママさん、大喜びだよ。







まだ、いっぱいあるから、Mちゃんにもおすそ分け~
わぁぁぁ~って、Mちゃんも大喜び。
Mちゃんも、いちじく大好物だからね。ふふふっ
なにしろ、こっちではなかなか売ってないからね~


送ってくれたのは、愛知県に住むママさんの小学校からのお友達、アンダンテさん。
今年も、ありがとう~
今日は、久し振りに、ゆっくり電話でお話していたよ。


ママさんがお父さんの転勤で小学生時代を過ごした、アンダンテさんの故郷・岩手県釜石市。
ママさんが、当時住んでいたあたリはもう家は流されて何にも無いって。。。
アンダンテさんのご実家は、高台にあるので、津波からは逃れられたけれど、
ご両親は大変だったらしい。
連絡も取れずに、行くことも出来なくて、アンダンテさんもとてもつらかったと思うよ。




今日は、「24時間テレビ」で、被災各地の今をたくさん紹介していたけれど、
まだまだ大変な中、みんな一生懸命に生きて行こうと頑張っていたね。
涙無くしては見れなかった、たくさんの想いにもまた出会えた気がするね。


今日は、美味しいいちじくに癒されて、
季節の果物に、今年も会えたことが、本当に嬉しいね。


感謝

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ルナと一緒に、多賀城廃寺へ・・・・

2011-08-20 18:32:06 | 風の通り道

ルナです。


今日は、朝からどうしたの・・・・って言うくらい涼しいよ。
おひさまの姿も見えないけれど、夏の峠が過ぎてってことなんだろうね。
全国的に秋の風が吹いているんだね。



昨日は、突然、石巻に行くことになって、ちょっと重い記事になってしまったけれど、
今日は、少しだけ戻っても良い?







松島からの帰りに寄った、多賀城廃寺の話しをするね。







多賀城には、8世紀前半から10世紀にかけて陸奥国の国府が置かれ、
奈良時代には鎮守府も併置されるなど東北地方の中枢的な役割を果たしていたそうだよ



多賀城跡の南東約1kmの高崎地区

「廃寺」という言葉は、廃れてしまって本来の名称がわからなくなった寺院を指すもの。
「廃寺」の前に「多賀城」を付けるのは、
この寺院が多賀城と密接に関わっていたと考えられているかららしい。







発掘された廃寺の土台の部分が解るでしょ。
奈良時代だなんて・・・・・すごい昔、むかしだよね。







実は、ここにはもう一つの昔話があるんだよ。
ルナも、初めて聞いたんだけど、とっても笑える話だよ。







ここは、多賀城廃寺の入口なんだけど、今は、新しい電話ボックスになっていたけどね。
昔も、ここに同じように電話ボックスがあったんだって。。。



パパさんの通っていた大学は、このすぐ隣にあるんだよ。
パパさんの下宿に帰るには、この中を通ってゆくと近道だったらしい。


ある日のこと、パパさんは、
ふと、ママさんに電話をしようとこの電話ボックスに入ったんだって。
アルバイトの帰りだったと思うけど、かなり遅い時間だったことは間違いない。
「こんな遅い時間に何をしているんだ?」
警察官に職務質問されて、
「友人に電話をかけていました・・・・」
それを証明するために、電話を代わって、
「もう遅い時間だから、切りなさい・・・・」
ママさんは、そんなことを言われたような記憶があるんだって


携帯電話もパソコンも無かった時代。
電話ボックスは夜になると学生で並んだものらしいよ。


30年以上の時が過ぎて、ここへも寄り道してみたよ。
パパさんとママさん、お友達だったの?(笑)







その頃、前の宮城県沖大地震があったんだよね。


パパさんが住んでいた下宿も今もそこにあったよ。
でも、環境があまりにも変わっていて、パパさんは良く解らなかったけど、
ママさんが・・・「あれじゃない?」
二人で記憶をたしてちょうど良いって


懐かしい、多賀城の思い出も拾って帰って来たよ。






コメント (18)
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E先生を訪ねて、石巻へ・・・・・

2011-08-19 21:34:02 | 第1章・青の家

ルナです。


今日、また、大きな余震があって、津波警報が発令したね。。。
ママさんの携帯も、久し振りに、あの音でエリアメールがなっていた


実は、その頃、ルナはパパさんの車で、石巻に行って来た帰り道だったんだよ。
三陸道から、東部道路に入って間もなくだった。。。
道路標示は、「地震・ここで降りよ」と指示していたけど、
津波警報が出ている中、海岸線に沿って走っているのに、高速道路を降りれるわけがない。
入口は封鎖されたようだったけど、名取まで走って来てようやく降りた







昨日、松島から塩釜・多賀城を見て帰ってきたパパさん・・・
沿岸部の大きな爪痕をみて、
震災直後から気になっていたお世話になったE先生のことをネットで探し始めたんだよ。


そうしたら、東日本震災ボランティアのブログで、
宮崎の医大生がE先生から聞いた話を記事にしていたものを偶然に発見したんだよ。
それを読んだパパさんは、E先生の無事を確認出来たけど、
会いに行ってみよう・・・・って、今日は、石巻まで行くことにしたんだよ。







E先生とは、パパさんが、36歳で病気を発症した時から、
ずっと、パパさんを支えてくれたお医者さんだよ。
まだ、病状の本人告知をしない時代で、ママさんは、E先生から、初めてパパさんの病気を説明されて、
何処まで話すかを先生と相談した日、
その時から、8ヶ月、毎日のように病院へ通っては、先生と会っていた。


新しい治療方法が出来て、それを試すのに高額な費用がかかるのも、
研究費で何とか・・・とかけあってくれて・・・
その代わり、その時の助手はママさんだった。
先生の言うとおりに、パパさんの脇で、画像に目をやり、ある瞬間を先生に教える・・・・
その方法は、3年後には、みんな普通にやっていた。
病気は後でしろ!!って言うのはまさにそのことだと思った・・・・ってママさんが言っている。


そんなママさんが体調を崩した時も、
その病気を見つけてくれたのもE先生だった。
でも、専門外だからと紹介状を書いて画像をいっぱい持たせてくれたって。。。



約7年ほど、ずっと、パパさんの主治医だったけど、
その後E先生は、公立病院をやめて、石巻にクリニックを開業していたんだ。
いつか、病気が良くなったら、先生に会いに行こうって思いながら、月日は流れていたんだね。







その医学生は、ボランティア活動の中で、E先生と出会い、共に、支援活動をした時間があったようだよ。
一階が病院で、二階が自宅だった先生の家は二階の入り口まで津波で水が入って、
水が引いた時は、瓦礫の山だったとか・・・
瓦礫の撤去や、修復は、一般家庭が優先で、
先生の病院は、自分たちで、2ヶ月ほどかかって片づけるしかなかったらしい。
その間にも、医師である先生は、避難所で、救護の活動をされていたようだった。



ナビで、先生の病院を探して行ったけど、
「目的地周辺です・・・・」
そう言われて周りを見ても、それらしき看板が見つからない・・・・・








近くで、家の片づけをしている方に、パパさんが聞きに行ったよ。






周辺は、こんな景色・・・・
石巻の中心部から少し入った辺りだった。








パパさんが聞いて来たところによると、
さっき、パパさんが立っていた所がそうだった。。。
先生は、すっかり元気をなくしているらしい。
「励ましてやって欲しい・・・・」って、その方に言われたそうだ。
でも、先生は、当時、パパさんよりも10歳ぐらい年上だった。
もう、60代半ばになっているはず。。。
もう一度、病院を再開できるのだろうか・・・・



先生に、今もちゃんと頑張っているよと伝えに来たけど、
残念ながら、E先生の家は住んでいる様子はなく、会うことは出来なかった。
パパさんの名刺に、ママさんがお手紙を託して、そこに思いを残して来たよ。
読んでくれると良いなぁ~









石巻の市内は、まだまだこんな状態が延々続いていて、
信号が作動していないから、交差点には警察官が立って、交通整理をしてくれているんだ。
あれから5ヶ月もの間・・・・ずっと・・・・


パパさん、また、ルナは一緒に行っても良いよ。
E先生にきっと会えるよ。






震災直後、多くの被災者の避難場所になったという、ショッピングモール。
がんばろう  石巻!!



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ルナ、松島海岸へ・・・・

2011-08-18 21:14:51 | 風の通り道

ルナです。


今日は、久々に雨が降った・・・・
その分か、ようやく気温も少しだけど、猛暑から解放されたような気がする。


昨日の夜、パパさんが帰ってきたから、
今日は、ルナは、テンション高いよ
あんまり騒ぐから、どこかへ連れて行ってやろうかって・・・・







ルナは、海に来たのは、もしかしたら1年ぶりかも知れないね。








ここは・・・・・松島海岸

点在する松島が津波を押さえて、
海岸沿いでも、信じられないくらい被害が少なかった所だよ。







お盆休みも終わったはずなのに、予想以上に観光客の多いことに、
パパさんもママさんもビックリしていたよ。

すでに、観光遊覧船も以前と変わらず運行されて、
お土産屋さんも元気を見せていたんだよ。















鳥さんが、ルナを歓迎してくれた。

「今度来たら、あそこで、ご飯が食べられるよ」







ここのうなぎ屋さん・・・・ワンコOKなんだって

本当かどうか、ママさん、お店の人に聞いてみた。


「大丈夫ですよ。今は、ワンコも家族ですからね。
うちは一緒に大丈夫ですし、お車も、一日置いてもいいですよ。」


今日は、松島の様子を見に来ただけだから、
次回は、お天気の良い日に松島の穏やかな景色と、美味しいものをチェックして、
また、報告することにするね。


この後、塩釜~多賀城経由で、お家に帰ったよ。








今は、こんな感じだよ~  目が怖い
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憧れの富良野・・・キングルビーメロン

2011-08-17 18:00:03 | SEASON

ルナです。


今日はね、この前ママさんのお友達から送られてきた、
富良野のメロンが食べごろになったんだよ。





ママさんは、このところ、雑誌で富良野・美瑛の様子を見ていたんだよ。
行ってみたいなぁ~って、憧れのラベンダー畑
そして、出来ればお泊りはここ・・・・って、前から決めているところがあるんだよ。


そんなママさんの元へ、一足お先に、富良野の香りがやってきた。






北海道産 キングルビーメロン

メロン専業農家さんの組合のある山部地区は、
富良野の中でも昼夜の気温格差によりメロン生産に最も適した場所にあるそうだよ。


食べごろを教える、ツルの枯れ・・・
あたまに弾力・・・・・
おしりに弾力・・・・・



これを、クリアしたからね


ルナも待ち遠しく思っていたよ。







わぁぁぁぁ~  さわやかなオレンジ色~~







ふふふっ 貰っちゃった~







他のメロンとちょっと違う味がする。
なんて言ったらいいのかなぁ~


そうだ、お花畑でフレーバーティーを飲んでるような、
そんな、とっても素敵な味がするんだよ。







ママさんは、朝食に切って食べたのに、お昼にもまた食べていたんだよ。
こんなに美味しいデザートがあれば、食後のは要らないって。
Wさん、ありがとう。
とっても美味しかったよ







ところで、今日のママさんのランチの一品





フェイスブックで見たスピードクッキングさんの
「東北応援 夏の味噌汁」レシピ

『東北応援!東北のものを食べて応援しましょう』
息の長ーい支援を心に、味噌は東北産を買いましょう。
暑いからと言って、冷たいものばかり食べていると胃腸が弱ります。



そんなメッセージにも嬉しさが伝わって来て、すぐに台所で作り始めたよ。


材料は、茄子、玉ねぎ、ベーコン
トマトジュースとお水各300ccを温めて、
その中へ材料を入れ、茄子が柔らかくなるまで煮るよ。
そこへ、大さじ2の味噌を溶く・・・・・出来上がり


最後に、味噌を入れるとね、急に、とろ~~りとコクのあるスープになるよ。
ママさん、スープパスタにも良さそうですねって、コメントしたら、
スピードクッキングさんから、そのアイディアいただき~~って、返信来たよ。


メチャ、嬉しそう


今夜の味噌汁はもう出来てるから、ママさん、パパさん帰って来ても余裕だね。



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