アラカンバァバの思い

あっという間に還暦過ぎてアァ・・ビックリ!

ツレが脳出血してから243日目(四年前の出来事)

2011年08月16日 | ツレの介護
朝から曇っていて少し寒い
昨日ツレから
「明日はお天気で暖かかったら散歩に行こう」と誘われていた
この天気でどうする?と聞くと
「寒いからいいよ」と言う

お隣さんを誘って
二人で水道道路を歩いて来た

午後、風もなく寒くなくなったので
ツレを「今から歩こうか?」と誘うと
「遣り掛けがあるから終わったら行くよ」と言う

やっとツレが支度を終えて出てきた時には4時半になってしまう
サングラスをしていくと言うツレだが
外に出ると
「真っ暗だ何にも見えないからサングラスを外して」と言う
11月も終盤なので暮れるのが早い

「止めようか?」とツレが言うけれど
折角外に出たのだからと近くの公園まで連れて行き
ツレの直ぐ側を平行して歩き
薄暗くなった公園を何回も往復する

「よく見えないから恐いな」と言いながらも
休むとも言わないで頑張る
「今夜は暖かくていいな
ションベンがしたく成らなくて助から~♪」と喜んでいる

連れ出して良かった

今夜もお酒は無しで夕飯を食べていると
おかずを零したツレが
「俺・・・駄目だな・・・」と言う
「なんで?」と聞くと

自嘲気味に
「零して食べていたら銀座にゃ行かれないよ
こんな体でサッチャン貧乏くじ引いちゃったね・・・
俺のこと嫌じゃないの?」と突然聞く

どう返事をしようか?と一瞬迷ったけれど
「嫌だね・・・
でも今だけのこんな体でしょ?

私ね
パパが何時かはそんな風に
自分の体の事で嫌だなって思う日が来ると思っていたよ
だから出来るだけリハビリ頑張ろうってキツく励まして来たでしょう?

此処まで出来るようになっただけで御の字だとも思うよ・・・
パパの現状を見たら元の体に戻れるとは思わないけれど
パパは、かなり元のパパに近い所までは戻れると思うよ
自分のことで嫌だって思うようになったのなら
嫌な自分じゃなくなればいいジャン!
その為に北田さんや
通所のリハでも何でも出来るだけ助けてもらえばいいジャン」と言う

ツレは黙ってしまう



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