一日の仕事を終えた後でも
まだ道路からの照り返しが暑い7月
病院に向かう自転車を漕ぐ足が重くて、スピードが出ない
汗をダラダラと流しながら部屋に入ると担当医がいて
ツレとIT談義をしている
そんなツレは楽しそうで以前の頼もしさが溢れている
少しだけIT単語を思い出すのに時間が掛かる所もあり
仕事の会話から遠ざかっている時間の長さを思う
先生が退室した後
直ぐに足の装具を自分で付けているツレを見てると
やる気満々で足取りも軽く
時々4歩も続けてスタスタ歩いているのでビックリする
普段の足音はトタッ!トタッ!と、なのだ
スタスタの時は本能で何気なく歩いていて
歩くという行為に無意識なのだと思う
しかし慎重で怖がりやのツレは大抵の時
足に神経を集中して歩いている
だから直ぐに疲れてしまい「長い距離は無理だ」と言う
夕飯後
「もう一回歩こうよ」と誘うと歩き出す
今まで歩いていた作業療法室方向の床は白く
それが蛍光灯を反射して
「アッチをみると眩しくてクラクラするんだ」と言うから
食堂方向に歩き出してみる
今まで
「たくさんギャラリーがいるからコッチは嫌なんだ」と
行くのを渋っていたが
「夕飯を終えた時間帯は殆ど人がいないから大丈夫」と言い聞かすと
今夜は素直に歩き出して
「コッチ方向のデビューだな」と言いながら距離も伸ばす
部屋に戻りトイレに座ったツレの腿を見ると
左足がホッソリしてしまったように感じて少し気落ちする
しかしベッドに横になった時に見直すと
左右の差は余りなくてツレにそう言うと
「そうさ
俺の筋肉は隆々って、みなさん褒めてくれるのさ」と自慢する
「みなさんて誰よ?」と聞くと
「お風呂で介助してくれるみなさん」と返事をする
なんでも褒めて貰えることはいいことだ
まだ道路からの照り返しが暑い7月
病院に向かう自転車を漕ぐ足が重くて、スピードが出ない
汗をダラダラと流しながら部屋に入ると担当医がいて
ツレとIT談義をしている
そんなツレは楽しそうで以前の頼もしさが溢れている
少しだけIT単語を思い出すのに時間が掛かる所もあり
仕事の会話から遠ざかっている時間の長さを思う
先生が退室した後
直ぐに足の装具を自分で付けているツレを見てると
やる気満々で足取りも軽く
時々4歩も続けてスタスタ歩いているのでビックリする
普段の足音はトタッ!トタッ!と、なのだ
スタスタの時は本能で何気なく歩いていて
歩くという行為に無意識なのだと思う
しかし慎重で怖がりやのツレは大抵の時
足に神経を集中して歩いている
だから直ぐに疲れてしまい「長い距離は無理だ」と言う
夕飯後
「もう一回歩こうよ」と誘うと歩き出す
今まで歩いていた作業療法室方向の床は白く
それが蛍光灯を反射して
「アッチをみると眩しくてクラクラするんだ」と言うから
食堂方向に歩き出してみる
今まで
「たくさんギャラリーがいるからコッチは嫌なんだ」と
行くのを渋っていたが
「夕飯を終えた時間帯は殆ど人がいないから大丈夫」と言い聞かすと
今夜は素直に歩き出して
「コッチ方向のデビューだな」と言いながら距離も伸ばす
部屋に戻りトイレに座ったツレの腿を見ると
左足がホッソリしてしまったように感じて少し気落ちする
しかしベッドに横になった時に見直すと
左右の差は余りなくてツレにそう言うと
「そうさ
俺の筋肉は隆々って、みなさん褒めてくれるのさ」と自慢する
「みなさんて誰よ?」と聞くと
「お風呂で介助してくれるみなさん」と返事をする
なんでも褒めて貰えることはいいことだ
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