昨日
ツレの息子である良介さんが
家族で昼食に来るから何か作ってやってくれとツレが言う
ツレがリハビリ入院の間に
見舞ってあげて欲しいと伝えても
「忙しい」と言うだけで来なかった家族なので
私は内心面白くない・・・
リハビリに投げやりだったツレを
叱咤激励して欲しいと
どれだけ願ってきたか
それを退院したばかりのこの時期に
食事に来るってどういうことなの
と、私の予定も聞かないで決めたツレにも腹を立てた
腹が立っているのに、いい人を演じたくて
お迎えする昼食を急いで作っている自分にも腹が立ってくる
昼少し前に着くと言う予定が
11時になると
「着くのは一時過ぎになります」と言ってきた
やっと到着して
「こんにちは」と入ってきて
立ったままでテーブルを見下ろし「凄いご馳走だね」と感想
直ぐに昼食が始まる
デザートも食べ終わり
座卓から立ち上がるツレの気配を感じ
台所から飛んで行ってツレのベルトをムンズと掴み
畳の上を緊張して歩き出すツレの足下を見守る
ツレ
「良介、悪いな
今の俺は、移動する際にお前よりも
内藤さんのサポートを信じているから、
この体を安心して託せるのは内藤さんなんだ
」と
自慢げに報告する
それをポカ~ンと見上げている良介さん
ツレのサポートなんて
やりたいとも思ってないと顔に書いてある
それが分かっていないツレの理解力が悲しい
3時間ほど過ぎて帰る時になり、一旦車に家族を乗せて来てから
玄関に戻って来た良介さんが、のそりと首だけ玄関に差し入れ
良介さん
「あのう・・・
入院中に父がお世話をかけたそうで・・・
幸子さんが大変だったそうで・・・」と言う
私達は内縁だ
ツレにも私にも、それぞれの子供がいるので
二人で考えて内縁という形を選んで添っている
ツレが緑成会病院に入院する際
病院から
「貴女では身元保証人にはなれません
お子さんが居られるならば
その方になってもらってください」と言われ
私は改めて内縁と言うのは
ツレの介護から逃げてもいいということなのねとビックリした
ツレが倒れた翌日にツレの救急先に来てくれた良介さんが
私に話しがあると廊下に呼び出して
良介さん
「長年の父親の一人暮らしぶりをみていて
何時かこんな風に倒れると思っていました・・・
だから、貴女が側にいてくれて良かったと思います
父親のことは同じ男として尊敬する面もありますが
尊敬しない面もあります・・・
しかし、恨んでいることはありません
だから私達に出来ることはさせてもらいます」と挨拶されて帰った
私の疲れが溜まってくると
この挨拶を思い出し
何時になったら、少しは手助けしてもらえるのだろうと思っては
悶々としてきた
接客のプロとして人を使って仕事をしていると聞いている良介さん
34才になった彼が
こんな挨拶しか出来ない男なのか・・・
そう思うと彼を育てて来た父親として
ツレを尊敬する心が萎える
夜、ツレをお風呂に入れてから
やっとホッとしていると
とっくに寝たはずのツレが寝室で何か怒鳴っている
バタバタと大きな物音もしてきたので
慌てて2階に駆け上がる
ツレがシーツを引きはがし
「暑いから嫌だって言ったでしょう・・・!」と怒っている
どうやら電気毛布が入っていると勘違いして探そうとしているようだ
入ってないよと説明しても
「こんなに汗をかくほど暑いんだから入っているよ!」とまだ怒っている
なだめて寝かしつけると
今度は
お風呂に入る寸前でパンツ一枚だけの格好だった私を見て
「そんな格好でフラフラして~!」と怒りながら寝るツレ
どんな格好してようと貴方が危険かと思う時には
今は私が駆け付けるしかないジャン!と溜め息が出る
入浴後やっと自分の寝室に入った私に
ツレが隣の部屋から何やら話しかけてくる
まだ起きていたのかと驚いて
「もういい加減にして寝てよ!
こんな遅くになっても私を寝かしてくれないなら
何処かに行っちゃうからね!」と怒ってしまう
ツレ
「サッチャンが何処かに行ったら俺、死んじゃうよ~」と返事をする
「死んだってかまわないから、寝かしてよ!」と言い返して
布団を被ったが眠気が何処かに行ってしまう・・・
ツレの息子である良介さんが
家族で昼食に来るから何か作ってやってくれとツレが言う
ツレがリハビリ入院の間に
見舞ってあげて欲しいと伝えても
「忙しい」と言うだけで来なかった家族なので
私は内心面白くない・・・

リハビリに投げやりだったツレを
叱咤激励して欲しいと
どれだけ願ってきたか

それを退院したばかりのこの時期に
食事に来るってどういうことなの

と、私の予定も聞かないで決めたツレにも腹を立てた
腹が立っているのに、いい人を演じたくて
お迎えする昼食を急いで作っている自分にも腹が立ってくる
昼少し前に着くと言う予定が
11時になると
「着くのは一時過ぎになります」と言ってきた
やっと到着して
「こんにちは」と入ってきて
立ったままでテーブルを見下ろし「凄いご馳走だね」と感想
直ぐに昼食が始まる
デザートも食べ終わり
座卓から立ち上がるツレの気配を感じ
台所から飛んで行ってツレのベルトをムンズと掴み
畳の上を緊張して歩き出すツレの足下を見守る
ツレ
「良介、悪いな
今の俺は、移動する際にお前よりも
内藤さんのサポートを信じているから、
この体を安心して託せるのは内藤さんなんだ

自慢げに報告する
それをポカ~ンと見上げている良介さん
ツレのサポートなんて
やりたいとも思ってないと顔に書いてある
それが分かっていないツレの理解力が悲しい

3時間ほど過ぎて帰る時になり、一旦車に家族を乗せて来てから
玄関に戻って来た良介さんが、のそりと首だけ玄関に差し入れ
良介さん
「あのう・・・
入院中に父がお世話をかけたそうで・・・
幸子さんが大変だったそうで・・・」と言う
私達は内縁だ
ツレにも私にも、それぞれの子供がいるので
二人で考えて内縁という形を選んで添っている
ツレが緑成会病院に入院する際
病院から
「貴女では身元保証人にはなれません
お子さんが居られるならば
その方になってもらってください」と言われ
私は改めて内縁と言うのは
ツレの介護から逃げてもいいということなのねとビックリした

ツレが倒れた翌日にツレの救急先に来てくれた良介さんが
私に話しがあると廊下に呼び出して
良介さん
「長年の父親の一人暮らしぶりをみていて
何時かこんな風に倒れると思っていました・・・
だから、貴女が側にいてくれて良かったと思います
父親のことは同じ男として尊敬する面もありますが
尊敬しない面もあります・・・
しかし、恨んでいることはありません
だから私達に出来ることはさせてもらいます」と挨拶されて帰った
私の疲れが溜まってくると
この挨拶を思い出し
何時になったら、少しは手助けしてもらえるのだろうと思っては
悶々としてきた
接客のプロとして人を使って仕事をしていると聞いている良介さん
34才になった彼が
こんな挨拶しか出来ない男なのか・・・
そう思うと彼を育てて来た父親として
ツレを尊敬する心が萎える

夜、ツレをお風呂に入れてから
やっとホッとしていると
とっくに寝たはずのツレが寝室で何か怒鳴っている
バタバタと大きな物音もしてきたので
慌てて2階に駆け上がる
ツレがシーツを引きはがし
「暑いから嫌だって言ったでしょう・・・!」と怒っている
どうやら電気毛布が入っていると勘違いして探そうとしているようだ
入ってないよと説明しても
「こんなに汗をかくほど暑いんだから入っているよ!」とまだ怒っている
なだめて寝かしつけると
今度は
お風呂に入る寸前でパンツ一枚だけの格好だった私を見て
「そんな格好でフラフラして~!」と怒りながら寝るツレ
どんな格好してようと貴方が危険かと思う時には
今は私が駆け付けるしかないジャン!と溜め息が出る

入浴後やっと自分の寝室に入った私に
ツレが隣の部屋から何やら話しかけてくる
まだ起きていたのかと驚いて
「もういい加減にして寝てよ!
こんな遅くになっても私を寝かしてくれないなら
何処かに行っちゃうからね!」と怒ってしまう

ツレ
「サッチャンが何処かに行ったら俺、死んじゃうよ~」と返事をする
「死んだってかまわないから、寝かしてよ!」と言い返して
布団を被ったが眠気が何処かに行ってしまう・・・


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