平和を感謝する

相撲を見ながら夕食開始
チャイムが鳴り、予告通りに友人が来る

ニワライフを取りにきただけと思っていたら
少し話があるという

近日中に手術を控え
凄く体調が悪いという

相談を慌ただしく終え
「話せて少し楽になったよ♪
私、頑張る！

また話聞いてね」と帰宅する

昼間来た別な友人も
「この所凄く具合が悪いんだ」と
慌ただしく相談して帰宅したばかり

そして・・
長年
我が家の食卓に寄与してくれた魚屋さんの小父さんが
この所
体調の崩れが酷くて心配していたら
とうとう倒れてしまって
再起が難しいときいた

近所の
別なお店のオーナーも転んだ拍子に頭を打ち
面会謝絶の重篤ときいた

そんな気が滅入る報告が続いていた今夜

食卓に戻ると
相撲をストップしていてくれ
吉田類を見ているツレ♪

相撲も見終え
ツレが余り喜ばないかな？と思いながら
プラタモリを見ることにする

前回は見始めたとたんに
「吉田類にして」と言ったけれど
今夜は黙ってみてくれる

徐々にのってくるツレ

麻布の裏路地
細い曲がった階段を登る

振り返ると
古い町並みが見下ろせる場所

ツレ「おお！いいねぇ～」と歓声

坂の上に街路灯があり
タモリさんが看板の文字を読む
「『やめてください』としか書いてないように見えるね」

その前には
「ここで煙草をすうのは」の文字があるけれど
反対側なので隠れている

タモリさん
「どんな風にも読めて面白いね」と笑う

ツレますますのってくる

「少し薄暗いこの階段を上がってくるとな
男はむらむらっとしてな
彼女にキスしようとなって

彼女が『やめてください』となるんだ、わはは」と

やめてください・・お父ちゃん