アラカンバァバの思い

あっという間に還暦過ぎてアァ・・ビックリ!

ツレが脳出血してから236日目(四年前の出来事)

2011年08月11日 | ツレの介護
午前中にツレの服を何枚か買う

通所リハに出来るだけ喜んで行って欲しいので
お洒落なツレの喜びそうな服を物色して4軒も梯子

昼食後、北田さん用に「いきなり団子」を作り始める
ツレが2階から
「あんこ煮てるの?
少し作るの止めておいたらどう?
彼女が迷惑かも知れないよ?」と言い出す

以前はあんなに食べて貰うのを喜んでいたのにとガックリする
確かに迷惑かも分からないな・・・と私も思いはする
しかし
作り始めてしまった材料が勿体ないのと
夢中でお菓子作りをしていると、いい気分転換になるので
「いきなり団子」は作ってしまうことにする

「いきなり団子」は
一度九州でご馳走になっただけなので
作り方を、想像して作業する
初めての物に挑戦している時が一番面白い

お菓子作りは工作をしているのと少し似て
作業中は何とか工夫していい出来具合を模索する

そんな時にツレが「チョット上に来てよ~!」と呼んだりすると
五月蠅いな・・・
少し黙って放って置いてくれない?と心で舌打ちしたくなる

ツレが倒れてしまったことで
外出の時間も内容も
大分様変わりしてしまった

だから、家で美味しい物を作ることは
私にとっていい趣味を持てたと思っている

北田さんが見えて
今日はユックリ丁寧にやってくれている
そうなると何もお出ししないで帰すのも何だなと迷い始めてしまう

終了の時間になり「お茶は如何ですか?」とお誘いすると
少し遠慮しながらも嬉しそうに飲んで下さることになり
やっぱり「いきなり団子」をお出しする

珍しがってくれ
「あんことお芋って合いますね~♪」と美味しそう

ツレは
「北田さんが実験材料になっているようで、すいませんね~」と
嬉しそうに笑っている
さっきのパパは何なんだよ~と思う

北田さんは
「他の家にリハビリに行って、加藤さんの奥様が
甘党になった旦那様の為に毎日手作りのお菓子を作っているって報告したら
『私ならあり得ない~!』ってビックリされていましたよ」と言う

北田さんが帰った後で
ツレ
「緑成会ではお前は女房の鏡と評判らしいよ」と
北田さんからの情報を教えてくれる

女房の鏡ねぇ・・・
そんなものになりたくてやっているんじゃない
目の前にあることを出来るだけ誠実に、淡々とやるだけだ



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