神田川を見下ろしています。
聖橋の上です。前方に「湯島聖堂」、後方に「東京復活大聖堂」と二つの「聖」を結ぶことから付いた名前です。
御茶ノ水駅も見下ろせます。
東京は山坂が多い街です。橋の背後は「淡路坂」です。
説明文を読みます。「江戸時代、坂の上には鈴木淡路守の屋敷があったことから名付けられました。また、屋敷の道をはさんだ向かい側には大田姫神社がありましたが、別名の一口稲荷にちなんで一口坂とも呼ばれていました。」
道標の前に椋の木の大木が在ります。
御茶ノ水駅の臨時改札口の傍です。
「大田姫神社」の元宮、旧名一口神社です。
こんなに小さな神社です。
「一口である大田姫神社は江戸城外堀(神田川)を作るにあたり伊達家と徳川家が神田川を開削した時 江戸城の結界また鬼門の護り神として旧江戸城(現皇居)よりこの地に移された。昭和6年(1931)総武線開通に伴い現在の駿河台に移る。尚鉄道(『甲武線』中央線の前身)は濠の中にあり開通時天皇家との間に濠幅を減じない巾で、商業を営まない、環境を守るとの約束がある(明治期鉄道史より)」
そうなんです。由緒正しい由来の神社です。
前回訪れたのはコロナ禍の初期でした。
当時、「風邪 咳 封治 御守」のご利益にすがる人が多かったのだろう、空でした。・・・今も霊験あらたかなんだろうか?
5類になったとは言え、コロナもインフルも、これから益々感染が増えると思います。皆さんご自愛ください。