荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

「ニュー富士の湯」の風景

2021年04月14日 | 散文

大きな銭湯が在りました。隣にアパート、奥にマンションが在ります。

 

以前の周辺は内湯の無いアパートが多かったのでしょう。

 

路地の隣には大きな保育園が在ります。ひょっとしたら、廃校になった小学校かも知れません。東京都内だって、下町では少子化で統合する公立小学校が増えています。ここは「堀切」です。堀切はまだまだ銭湯が残っている地区です。

 

玄関に廻ります。「ニュー」と名付けたのは、改装して2代目の銭湯と推測します。内湯が普及する時代を見据えながら、まだ需要があると判断しての「ニュー」だと思います・・・。

 

まだ開店していません。

 

 

裏に廻りました。裏にも内湯が無いであろうアパートがあって、路地の右側は、冒頭に見上げたマンションです。おそらくここもアパートだったのでしょうね。

 

アパート越しに煙突を見上げます。少しもやった春の空です。

 

グルリと一周して帰って来ると、トラックが停まっていました。

 

保育園を振り返っていたら、トラックから音がしています。

 

仕入れて来た廃材を降ろすトラックです。

 

振り返り振り返り去って行きます。

 

なんと、ここは「堀切中央通り」商店街の一部でした。突き当たりの道路の右手が「京成堀切菖蒲園駅」です。

こんな繁華街で、銭湯が頑張っていました。


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