1977年のお盆映画です。マドンナは真野響子さん。ゲストは嵐寛寿郎さんです。例によって、撮影の現場を訪ねます。先ずは冒頭の、監督や俳優がノリノリで演じる小芝居の後の、タイトルまでのシーンから。
<帰省の際に撮った写真が有ります>
<夕日が海に沈む駅です>
<下灘の春景色です>
<「伊予灘物語」に乗った時、熱烈歓迎を受けました>
タイトルバックです。
<愛車を置いてみました>
<ここに有った石灯篭が無くなりました>
<当時は千社札が沢山貼られていました>
<いつの間にか「柴又帝釈天」の石柱が立ちました。昔から有ったような気がしますが>
<変わらない景色です>
源ちゃんが殿様をとらやに案内します。
<「川チ屋」は改装して商売繁盛です>
マドンナの住む団地を訪ねます。寅次郎が戸惑いの表情で地図を見ています。
<その筈です。広大な団地です。しかも、更に第3地区まで在ります>
絶望の顔です。広すぎて探す端緒が皆目掴めません。と、そこにやって来るマドンナです。
<広大な青戸団地の周囲を隈なく探しました。団地に隣接した商店街はここだけです。それにしても、これだけ需要があっても閑散とした商店街です>
<50年前の面影はありません>
強く印象に残ったシーンです。マドンナが殿様を連れて土手を行きます。この先は金町駅です。
<当時は土手の改修工事中でした。当時と変わってしまいました。ここら辺りだと思います>
兄妹が見送ります。
<もうすぐヨモギの新芽が萌えます>
楽しく且つ苦労した探索でした。
調べるのが楽しいので、大した苦労はありません。
そうですねえ。約50年経ったらずいぶん変わりますねえ。人間と一緒です。私も紅顔の美少年でした。
いつか、寅さん芸人の野口さんんが言っていました。地方ロケの現場を巡っているそうです。特に、岡山の、幾つかのロケ地が好いと言っていました。そういう旅がしたいです。田舎だったら、あまり変わっていないのでは無いでしょうか?
こうして見ると松山も変わってますね
神社仏閣 そして橋はあまり変わらないので探しやすそうだけど建物はやっぱり変わってますね
寅さん全国色々なところでロケやってたからこうして聖地巡礼するのも楽しいそうです