初めて(たぶん)の道を走っていたら、住宅街に煙突が立っていました。たぶん銭湯です。
煙突は住宅街の塀の向こうです。
回り込んでやって来ました。・・・やっぱり銭湯です。
隣に、銭湯に付きもののコインランドリーがあります。入浴している間に洗濯できる、ありがたい施設です。
覗き込みます。・・・決して怪しい者ではありません。屋号が見当らないのです。
やはり営業開始時間は早いです。下町はこういった需要が多かったのだと思います。夜の商売とか、交代勤務明けとか。
堀切六丁目です。昔、この界隈は銭湯が多かったのでしょうね。
ここの壁に有りました。「吉の湯」です。やっぱり銭湯はめでたい名前を付けます。でも、「松竹梅」でも「七福神」でも「鶴亀」でもないので、創業は比較的新しいと思います。
銭湯横の路地を入って行きます。何だろう? 排水管と煉瓦の名残りがあります。
見上げる銭湯です。この辺りは脱衣場兼休憩場所でしょうか?
ここがボイラー室のようです。
路地の奥からやって来た郵便配達を振り返ります。
前を見ると新築住宅街です。
煙突の向こう側も新築住宅街です。
「吉の湯」自体の住居も新築です。当然皆内風呂を持っています。「吉の湯」の新築住宅も、自身の廃業を見据えて内風呂を持っていると推察します。
銭湯は、残念ですが、斜陽産業です。