写真1 コナギの淡い紫の花、一日花
写真2 葉は卵形や心臓形
写真3 除草剤をかけても生えたコナギなどの雑草を除去するAさん夫妻
写真4 Aさん夫妻に除去され、農道に捨てられたコナギ。葉は先端の尖った、笹形や披針形の生長途中のコナギ
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2007年06月23日、群馬県邑楽郡板倉町の里みち・農道を歩く
門前の高齢女性(1925年生まれ)に伺う、次のよう
前方の田で作業するのは息子さん夫妻(写真3のAさん夫妻)
コナギなどをとっている
当地ではコナギをハナガラと呼ぶ
田に出る草で、ズイ(茎)にきれいな紫の花が咲き、実がこぼれ生えてくる
さて、コナギは東南アジア原産
稲作といっしょに渡来した史前帰化植物
かつて、野菜として食され、染料にも使われた
現在、やっかいな水田雑草
万葉集にも詠われる
葉は次の①~④のように順次変化する
①発芽時は細長く平たい1枚子葉(単子葉植物)
②先の尖ったやや広い線形の数枚の葉
③笹のような形の葉(写真4)
④先はしだいに次第に丸くなり、卵形・心臓形(写真2)
学名: Monochoria vaginalis ミズアオイ科
引用・参考文献等:*シンジェンタジャンパン株式会社HP *岡山理科大学・波田研究室HP
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:写真1・写真2;2011年09月04日、写真3・写真4;2007年06月23日
撮影地:写真1・写真2;東京都八王子市上川口、写真3・写真4;群馬県板倉町
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