おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

淡い紫花をつける水田雑草 コナギ

2011年09月23日 00時00分00秒 | 植物

写真1 コナギの淡い紫の花、一日花


写真2 葉は卵形や心臓形


写真3 除草剤をかけても生えたコナギなどの雑草を除去するAさん夫妻


写真4 Aさん夫妻に除去され、農道に捨てられたコナギ。葉は先端の尖った、笹形や披針形の生長途中のコナギ


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 2007年06月23日、群馬県邑楽郡板倉町の里みち・農道を歩く
 門前の高齢女性(1925年生まれ)に伺う、次のよう
   前方の田で作業するのは息子さん夫妻(写真3のAさん夫妻)
   コナギなどをとっている
   当地ではコナギをハナガラと呼ぶ
   田に出る草で、ズイ(茎)にきれいな紫の花が咲き、実がこぼれ生えてくる
 
 さて、コナギは東南アジア原産
 稲作といっしょに渡来した史前帰化植物
 かつて、野菜として食され、染料にも使われた
 現在、やっかいな水田雑草
 万葉集にも詠われる

 葉は次の①~④のように順次変化する
   ①発芽時は細長く平たい1枚子葉(単子葉植物)
   ②先の尖ったやや広い線形の数枚の葉
   ③笹のような形の葉(写真4)
   ④先はしだいに次第に丸くなり、卵形・心臓形(写真2)

 学名: Monochoria vaginalis ミズアオイ科
 引用・参考文献等:*シンジェンタジャンパン株式会社HP *岡山理科大学・波田研究室HP
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:写真1・写真2;2011年09月04日、写真3・写真4;2007年06月23日
 撮影地:写真1・写真2;東京都八王子市上川口、写真3・写真4;群馬県板倉町

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