写真1 2013/01/04 巣はまだ小さい、造り始めたばかり。抱卵できない。
写真2 2013/01/19 抱卵中の巣もある。
写真3 2013/01/26 巣は大きくなり、抱卵中。
写真4 2013/01/26 浮島下で枯枝をくわえても、浮島から離れ、水面滑走して離水し、巣へ飛び運ぶ。
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1.黒いギャング、カワウ
河川湖沼における漁業、いわゆる内水面漁業に携わる皆様には非常に厄介な鳥、カワウ。
たとえば、放流したアユを盗り、営業に悪影響を及ぼす。
埼玉県比企郡小川町下里の高齢者は嘆く、カワウが当地を流れる槻川の魚を食べ尽くし、魚がいなくなった、と。
2.水面滑走離水で巣材を飛び運ぶ
そのようなカワウが拙宅近くにある公園の浮島に営巣(写真1~写真3)。
浮島の下に潜り、あるいは護岸の枯枝を折るなどして巣材を嘴にくわえて運ぶ(写真4)。
運び方には次のような特徴がある。
浮島の下に潜って巣材(枯枝)をくわえても、そのまま浮島の巣に上がらない。
いったん、浮島から離れた水面へ行き、そこから水面を滑走して離水し、
巣へ飛び運ぶ。その一部が写真4。
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影地:埼玉県久喜市