おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

「村」の玄関に門松

2016年12月31日 01時11分16秒 | 民俗

写真1 “おかえりなさい ふるさとへ!” 思い溢れる門松、鹿児島県阿久根市大川地区の旧薩摩街道に立つ
     国道3号線から山側へ分岐し、肥薩おれんじ鉄道踏切を渡った所、頼山陽公園の約150m手前


写真2 肥薩おれんじ鉄道牛ノ浜駅11:48発川内行き電車。この電車に乗って筆者は故郷へ


写真3 東シナ海に浮かぶ甑島。肥薩おれんじ鉄道牛ノ浜駅前から望む


写真4 九州電力の川内原子力発電所及び火力発電所を望む。山に発電用風車。両極の電源。肥薩おれんじ鉄道牛ノ浜駅前から

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 “おかえりなさい ふるさとへ!”
 門松に表わす故郷の心
 故郷に残る父母や兄弟姉妹、祖父母の思い
 「心の門松」も立つ津々浦々の正月

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2016年12月26日 撮影地:鹿児島県阿久根市大川
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ヘラサギ ツルと一緒に冬越し

2016年12月30日 00時00分00秒 | 野鳥






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 嘴・くちばしが箆・へら状のヘラサギ
 ナベヅル(11,617羽)やマナヅル(244羽)などといっしょに越冬中(上の写真)
 所は鹿児島県出水市荒崎の干拓水田

 ヘラサギはサギやペリカン、トキと同じペリカン目の野鳥
 冬に飛来する渡り鳥・冬鳥、全長は86㎝ほど
 長いへら状の嘴を水中で左右に振り、当たった魚やカニ、カエルなどを獲食

 注 荒崎には2016年12月25日現在、ナベヅル、マナヅルの他にカナダヅル3羽、クロヅル8羽、計11,872羽が飛来越冬中
   写真のヘラサギは同一個体
 引用・参考文献等:『野鳥を楽しむポータルサイト BIRD FAN』(公益財団法人 日本野鳥の会);ヘラサギ
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2016年12月25日 撮影地:鹿児島県出水市

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大根の割り干し・切り干し

2016年12月29日 00時00分00秒 | 農業

写真1 割り干し大根、寒々並ぶ


写真2 しんなりした大根を凹凸のない刃のカンナで割り干し用に削る


写真3 平板に削られた大根に包丁で1~3つの筋を割り切り入れる。外皮に近い部位の幅は狭く割り切る、乾きが遅いので


写真4 切り干し大根用カンナの刃は凹凸がある。ネットには完成品に近い切り干し大根
     当地はかつての養蚕地域、竹製養蚕具の上にカンナ、ネット、切り干し大根


写真5 干し始めの切り干し大根


写真6 クネクネしんなりの直線状大根、写真1~写真3のようにカンナと包丁で割り切られ天日干しされる
     干し終えた割り干し大根は1束100gに「JA太田市」のテープで縛られ出荷される

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 群馬県・薮塚台地の大根は次のように出荷される
  ①畑から漬物工場へ搬入される大根
  ②畑から農家へ運ばれ洗われて市場へ出荷される大根
  ③櫓棚で10日~2週間天日干しされて出荷される大根
  ④農家で割り干しや切り干しされて出荷される大根

 本日はFさん宅の④割り干し大根、切り干し大根の例(写真1~写真6)
  パートさん1人を雇い、割り干し、切り干しに加工
  1週間から10日ほど天日に干してJAに出荷

 そもそも、割り干しや切り干しに加工する大根は①~③で出荷できない規格外品
 曲がった大根、股割れ大根など
 現在、割り干しや切り干しの専用品種が栽培される

 引用・参考文献等:昨1915年のFさん宅の割り干し・切り干し大根;弊ブログ2015年01月03日
 当地の割り干し・切り干し大根;弊ブログ2015年12月30日12月22日
 桜島の切り干し大根;弊ブログ2013年03月29日
 宮崎の切り干し大根;弊ブログ2011年02月27日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2016年12月20日 撮影地:群馬県太田市

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ヤマトイモのデコサク・出小作

2016年12月28日 00時00分00秒 | 農業

写真1 トラクター操作は経営主(父親)Rさん、掘り上げたヤマトイモを脇に並べるのは後継者、コンテナに収納は母親。2016年12月20日


写真2 一畝掘り上げたら皆でコンテナに収納。2016年12月20日


写真3 ヤマトイモはトラクター装着の犂・プラウで掘り上げられる。2016年12月20日


写真4 ヤマトイモ収穫跡を覆うネット。カラッカゼによる作土飛散を防ぐ。2016年12月21日

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 親子3人でヤマトイモ収穫のRさん(写真1~写真3)
 他地区からのデコサク・出小作
 すなわち、畑を借りてヤマトイモを栽培
 収穫物はJAに出荷

 ここ薮塚台地の冬は寒風吹き荒び作土が飛散
 それゆえヤマトイモ収穫跡全面にネットが敷き張られる(写真4)

 引用・参考文献等:2015年のヤマトイモ;弊ブログ2016年02月19日2015年12月15日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:上記 撮影地:群馬県太田市

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あー遅かった 櫓棚に干し大根少ない

2016年12月27日 00時00分00秒 | 農業

写真1 里みちが開け、櫓棚に干し大根少なく、畑にダイコン無し、残念、今年は遅かった。2016年12月20日


写真2 櫓棚の前でサトイモを掘る夫妻、櫓棚の持ち主。イモは自家用。2016年12月20日


写真3 サトイモは無く、櫓棚に干し大根は残る。2016年12月21日

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 遅かった、今年は遅かった
 畑にダイコンなく、櫓棚に干し大根少ない(上の写真・注1)
 干し大根の持ち主夫妻はサトイモ掘り
 現場に許可を得て入り伺う。次のよう
   ダイコンは終わり、少し残るだけ
   10日から2週間天日に干して農協に出荷
 
 薮塚台地で櫓棚に大根を干すのは6~7軒と耳に入る 
 来年を期す

 注1 昨2015年の畑・櫓棚:屋根なし櫓棚に並ぶ干し大根;弊ブログ2015年12月13日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:上記 撮影地:群馬県太田市

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