おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

春の恵み-我が家の菜園野菜- <我が家の菜園34>

2012年03月31日 04時24分36秒 | 家庭菜園
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写真1 3月25日収穫。左からアスパラナ、蕾つきハクサイ、コマツナ、ナガネギ、コネギ、フキノトウ、ブロッコリー、ニンジン、コカブ



写真2 3月20日収穫。蕾つきハクサイ(左)、ニンジン、アスパラナ(右)


写真3 3月26日の昼弁当。前日収穫のブロッコリー、アスパラナ(サツマアゲの下)。タカナの漬け物


 3月25日、日曜日の夕方、妻が“春の恵み、恵み”と言いながら我が家の菜園から帰宅。
 アスパラナ、蕾つきハクサイ、コマツナ、ナガネギ、コネギ、フキノトウ(自生)、ブロッコリー、ニンジン、コカブ、ラッパスイセン(コップにさしてある。)、計10種を並べる(写真1)。ハクサイは蕾をつけるまで待っていた。
 恵みのうち、ブロッコリー、アスパラナが3月26日の昼弁当に入る。タカナ(我が家の菜園からとる。)の漬け物も添えてある。

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:写真1;2012年03月25日、写真2;同月20日、写真3;同月26日 撮影地:写真1・2;拙宅、写真3;職場
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農業用水は七宝山麓の5つの溜池と香川用水 <農村の水33>

2012年03月30日 00時00分00秒 | 農村の水
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写真1 手前(標高が高い。)から二の池⇒大池(中池)⇒新池


写真2 荒神池。右方向に二の池、大池、新池がある。


写真3 奥池。遺跡調査で水を抜いてある。正面方向に二の池、大池、新池がある。


写真4 荒神池の近くから二の池、大池を望む。


写真5 香川用水を埋設する道路。左右に香川用水から導水するブドウ畑がみえる。


写真6 香川用水から二の池へ給水するコンクリート水路が斜めに造られている(左側にその一部が見える。写真5の手前に位置)


写真7 道路に埋め込まれた香川用水の量水器


写真8 M氏奥様の調理になる讃岐うどん。


 香川県三豊市豊中町本山甲にある一富士旅館のご主人と女将さんのご高配になる農業水利の聞取りは、同旅館において、3月10日8時から岡本地区・岡本池水利組合総代Mさん(77歳)に約70分、貴重なお話を聞くことができた。その一部は次のとおり。
 岡本地区は、溜池地帯香川の典型、七宝山麓に5つの溜池-二の池・大池・新池・奥池・荒神池-が江戸時代初期から中期に順次築造された。
 山麓の標高に従い二の池⇒大池(中池)⇒新池と流れるのが三つ池(写真1)。三つ池の左にあるのが荒神池(写真2)、右にあるのが奥池(写真3)。これら5つの池を岡本池と総称する。
 岡本池は、七宝山系の水を一滴たりとも逃すまいと造られた集水溝で導水される。不動滝から流れる水を集める奥池から二の池へ、荒神池から大池へそれぞれ導水される。さらに、香川用水からも二の池へ給水される。
  二の池    満水面積0.98ha 貯水量50,000㎥ 受益面積約24ha
  大池(中池) 満水面積1.84ha 貯水量92,000㎥ 受益面積約24ha
  新池     満水面積0.90ha 貯水量31,000㎥ 受益面積約20ha
  荒神池    満水面積0.32ha 貯水量14,500㎥ 受益面積約25ha
  香川用水 水源:吉野川の早明浦ダム。1968(昭和42)から1981年(昭和56)に
       造られた全延長106kmの水路。農業用水、水道用水、工業用水を給水。
       香川県の慢性的水不足を大いに緩和。
 岡本地区は香川用水通水まで農業用水に苦労した。
 岡本池は江戸時代初中期の造成から400年余経ち老朽化したので、三つ池と荒神池の堤体内面、取水施設、洪水吐などの補強工事が、国営総合農地防災事業により1999年(平成11)3月30日~2006年(平成18)3月30日に施行され完成した。
 10日、一富士旅館での聞き取りを終え、Mさんに岡本地区へご案内いただき、上記の溜池、溜池水源の一つ不動の滝、香川用水通水後の灌漑畑地、Mさん宅の明治期の農具などを見て写真に収めた。
 讃岐といえば、うどん。お昼には、Mさんの奥様が調理された讃岐うどんの御馳走になり、伝統のお接待の味を堪能(写真8)。
 Mさんご夫妻に、あらためて御礼申し上げます。

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年03月10日 撮影地:香川県三豊市豊中町岡本
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農業用水は讃岐山脈等の伏流水 デミズ (出水 ) <農村の水32>

2012年03月29日 00時00分00秒 | 農村の水
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写真1 豊富な自噴湧水(写真2の建屋の中。)が農業用水路へ流れ出す。この水路はJR本山駅近くで竿川に合流。


写真2 自噴湧水はコンクリート建屋の中。左壁面の下にある丸穴から流出して写真1の流れになる。


写真3 キレヅツミの跡に設置された寺家排水ポンプ場。左が宮川。正面の木立は本山寺境内。


 香川県三豊市豊中町本山甲にある一富士旅館のご主人と女将さんのご高配になる農業水利の聞取りは、同旅館において、3月9日19:40から本山地区・本山寺家(じか)水利組合理事長Yさん(71歳)に約70分、貴重なお話を聞くことができた。その一部は次のとおりである。
 本山地区は、財田川の支流宮川(みやかわ)の右岸に広がり、溜池地帯香川には珍しく、デミズ(出水・湧水)を使い、約40haの農業用水には苦労しなかった。その証左が、本山寺境内北の角に今でも湧き出るデミズ(JR本山駅近くで竿川に合流。写真1・2)。
 デミズは県境讃岐山脈や財田川、宮川の伏流水。かつて、「おもてに湧き水池があり、下から湧き出ていた」。
 現在、本山地区は上水道の水源地となり、農業用水はデミズ水位が下がりポンプアップしている。
 本山地区は、農業用水に苦労しなかったが、水害に遭った。大雨で瀬戸内海の満潮時、財田川が逆流し、支流宮川の右岸にあったキレヅツミ(切れ堤。霞堤:堤防はつながらず切れている。当ブログ2011年1月17日。)から当地区へ洪水した。近年は2004年(平成16)の夏に床下浸水があった。その後、キレヅツミは締め切られ、排水ポンプ場が2007年(平成19)9月に設置された(写真3)。
 Yさんに、あらためて御礼申し上げます。

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年03月10日 撮影地:香川県三豊市豊中町本山甲
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お遍路さんの宿 一富士旅館  溢れるお接待の心

2012年03月28日 00時00分00秒 | 旅行
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写真1 3月10日6:40 お遍路さんをお見送り、女将さん。


写真2 二階の階段上から。左の廊下奥、障子の部屋に泊まる。


写真3 3月9日18時 夕食


写真4 3月10日6時 朝食


 久しぶりに純和風旅館に泊まる。そこは、70番札所・本山寺の石門前にある一富士旅館(写真1・2)、お遍路さんの宿。2012年3月9日の仕事帰り。
 夕食、朝食ともに品数の多い家庭料理(写真3・4)。浴室は冷温水シャワーがあり、浴漕はゆっくり足をのばして心身の疲れをとれる長さ、広さ。1泊2食つきで6,500円。
 なんといっても、ご主人と女将さんのホスピタリティー、お接待の心に感激、感謝。私の急なお願い-農業水利に係る聞取り-を実現していただいた。
 また、お遍路さんの朝6時30分の出立にむけて6時に食べさせてくださり、お見送り(写真1)。
 運よく、お遍路のAさんと夕食と朝食はいっしょ。Aさんは、2月1日の1番札所霊山寺(りょうぜんじ)から順に連日歩き巡る「通し打ち」「順打ち」。お遍路のご体験・様子を教えていただく。その後、Aさんは高野山まで詣でて満願成就されました。おめでとうございます
 皆様、近くへ行かれる際はお泊りください。

 引用・参考文献等:当ブログ2012年03月12日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年03月09日・同月10日 撮影地:香川県三豊市豊中町本山甲
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隣りの奥様からのいただき物  椎茸揚げ

2012年03月27日 00時00分00秒 | グルメ
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写真1 隣りの奥様からいただいた椎茸揚げ


写真2 昼弁当。隣りの奥様の椎茸揚げが入っている。


写真3 ニンジン、ハクサイ、アスパラナ、我が家の菜園で収穫。


 日曜日の夕食時、呼び鈴がピンポーン、“はーい”と妻が玄関へ。
 小さい紙箱を手に食卓へ戻る。
 “隣りの奥さんから、いただいた、椎茸の揚げものよ”
 “今日、野菜を持って行ったの”と妻。(写真3の野菜の一部)。
 なーるほど、と私。
 さっそく、いただく(写真1)。椎茸の下に、エビの擂り身と刻みタマネギが小麦粉で包まれている。椎茸がプリン、プリン、歯ざわり、舌ざわり、味よし。
 月曜日の弁当にも3つに切り分けて入る(写真2)。皆様、見つけられますか。
 このブログを借りて、隣りの奥様にあらためて御礼申し上げます。

 引用・参考文献等:当ブログ2011年2月10日同年9月14日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:写真1;2012年03月20日、写真2;同月21日 撮影地:写真1;拙宅、写真2;職場
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