カワセミ、魚を獲る、しかしくわえる部位が悪い、しっぽ。12時06分13秒
魚は逃げようと動く。しっぽなので頭を下に遠心力は強い
魚が動くほど遠心力は強くなり、逃げる魚には好都合。しかしカワセミには不都合、しっぽに厚みなく、魚を制御しづらい
けっきょく魚は嘴から外れる! 12時06分14秒
あーあ、どうしよう! 落とした魚の波紋拡がる
波紋拡がり、落とした魚は沈んで行く、見えなくなる
塞翁が馬、落とすこともあるさ、頭を切り替える。12時06分17秒
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カワセミの魚の獲り方
魚を嘴と直角になるようにくわえ獲る
獲った魚を飲み込むときは魚の頭部から
鱗が喉などにひっかからぬように
そのためには嘴と平行になるよう回転させねばならない
この過程で失敗することがある
本日はその例(注1)
上の写真に見るように、カワセミは魚のしっぽ・尻尾をくわえ獲った
魚は逃げようと体を曲げ動く
尻尾ゆえ、すなわち魚頭部は下、重力は強くかかる
動くと遠心力は強くなる
尻尾は薄く、カワセミは魚を制御しづらい
魚を振り回転させられない
けっきょく、魚の動きで尻尾は嘴から外れた
魚を落とした
落とした魚をカワセミは直ぐ獲れる、と筆者は思う
しかし飛び込まない
カワセミは誇り高いのか、はたまた目などの機能に問題ありか
恨めしげに? 落ちた先を見るだけ
注1 2016年の失敗例「カワセミ百態007 塞翁が馬」:弊ブログ2016年09月11日
執筆・撮影者:有馬洋太郎
撮影日:2017年11月27日
撮影地:埼玉県久喜市・弦代公園