写真1 今どき少ないハザ・稲架、利根川の棚下(たなした)狭窄部で稲を天日干し。群馬県渋川市赤城町棚下
写真2 ハザ・稲架の向こうに浸食崖。写真1と同じハザ
写真3 「棚下不動の滝」への上り道(浸食崖の低位)から望む棚下狭窄部。利根川が浸食・下刻した
写真4 利根川右岸、日出島(ひするま)近くの河岸段丘面から望む棚下の浸食崖、蛇行の利根川
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嵌入蛇行、棚下(たなした)狭窄部、河岸段丘
利根川巡見のキーワード(注1)
狭いと思っていた棚下狭窄部
あにはからんや平坦部があるとは
利根川両岸に小規模の谷底平野(写真3・写真4)
低位の、出来始めの河岸段丘
右岸に日出島、左岸に棚下の2集落
さらに想定外のハザ、稲架(写真1・写真2)
今年初見のハザ
棚下集落の刈田に建つ
注1 弊ブログ2017年09月28日
執筆・撮影者:有馬洋太郎
撮影日:2017年09月21日
撮影地:群馬県渋川市
写真1 コンニャクに防護剤を噴射
写真2 コンニャク防護剤は軽4輪車のタンクから送られる
写真3 白化粧したようなコンニャクの茎葉、ヒガンバナ、黄金穂
写真4 赤榛分水工の下、急傾斜の河岸段丘面にコンニャクの段々畑
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太古の昔
隣り合う赤城火山と子持火山が大爆発
溶岩や火砕流などが鬩ぎ合う
そこの凹みを曲がりくねりつつ下刻した利根川
浸食崖と河岸段丘を形成
嵌入蛇行の狭窄地形となる
典型は綾戸ダム~綾戸渓谷~棚下狭窄部~敷島橋
そこを河川史研究会INA20の皆様と巡見(注1)
最初の巡見地、赤榛(せきしん)分水工
主に農業用水を赤城と榛名の両山麓に供給
急傾斜の河岸段丘面にコンニャクの段々畑
白化粧したような茎葉(写真3・写真4)
気になりつつ次の巡見地へ
運よく、なにやら散布の農業者に遇う(写真1・写真2)
作業の邪魔になるのではと思いつつ
なに、なさってんですか
次のように教えていただく
コンニャクに“防護剤”をかけている
連作なので良いものができない
2~3年で畑を変えれば良い
狭い土地なのでできない
“防護剤”をかけことになる
ここは2年目のコンニャク
3年ものが良い
すなわち連作障害予防の白化粧
注1 巡見1報が双体道祖神:弊ブログ2017年09月26日
執筆・撮影者:有馬洋太郎
撮影日:2017年09月21日
撮影地:群馬県渋川市
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乾いた感ある落葉、林床
竹や笹など生えてない
管理良好の里山の林床
フクロウ育む里の山
9月初旬、久しぶりの花(注1)
その名はヤマジノホトトギス(上の写真)
蛙も花を愛でる(写真3)
注1 毛越寺のヤマジノホトトギス;弊ブログ2012年09月07日
執筆・撮影者:有馬洋太郎
撮影日:2017年09月03日
撮影地:宇都宮市逆面町
写真1 双体道祖神2体(尊)。乙の左神は頭顔部欠ける。群馬県渋川市上白井(桜木)
写真2 甲の道祖神に見える①は蛇のよう。子孫繁栄等を祈願
写真3 乙の左神の欠損頭部の跡は尖る。甲から類推すると男神。②は帯紐? 蛇?
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仲睦まじい双体道祖神2体
三国街道から50mほど入る路傍に鎮座
文字のみの道祖神は見慣れてる(注1)
双体の道祖神をいつ見たか思い出せない
筆者の周りには少ない型の道祖神
甲の道祖神は文化06年(1809)に建立
注1 弊ブログ2017年01月03日写真3
執筆・撮影者:有馬洋太郎
撮影日:2017年09月21日
撮影地:上記