写真1 Hさん夫妻は、この2トントラックに乗り、週2日都内へ行商。
写真2 美味しい米を保存する低温倉庫。背と歩様に自信漲るHさん。
写真3 鶏の世話をする奥様。鶏舎はビールハウスの中。新鮮な卵を売る。
写真4 鶏舎のウコッケイ親子
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Hさん夫妻は、毎週2回、水曜日と土曜日に都内の住宅街などで行商する現代の担ぎ屋さん。40数年続けている。
お母様のお客さんを受け継ぎ、自らもお客さんを増やした。いわゆる販促活動を、若い頃、母親から譲られた頃行なった。
朝3時起床、30分ほどで身支度し自宅を出る。JR成田線小林駅近くにある担ぎ屋さん向けの朝市や仕入れ屋さんで必要な品物を揃える。仕入れ屋さんには欲しい品物を予め連絡しておく。
すなわち、お客さんが欲しがる旬の品物は自家で作るだけでは不足するので、朝市や仕入れ屋さんで調達してトラックに積み込む。
朝7時には所定の場所で品物を並べる。自宅に帰り着くのは夜8時から8時30分頃になる。
上のような行商は、農業(1次産業)、加工業(2次産業)、商業(3次産業)を併せ営む走る6次産業といえる。
さて、Hさん夫妻は私と同じ団塊世代、高度経済成長の前と後の農業や農村生活を体験し頭耳眼足に浸み込ませる世代。今、昭和1桁世代が田や畑、山から遠のき、「村」から退き、団塊世代の出番到来。
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月:2012年05月27日 撮影地:千葉県印旛郡栄町