写真1 日本最大のサギ、アオサギ飛び立つ
写真2 冬の寒風と雪を防ぎ、夏の熱風も防ぐカイニョ、その脇を飛ぶアオサギ
写真3 用水路脇の仙人、アオサギ
←ブログランキングに登録しています。よろしければ、左のバナーをクリックしてください。お願いします。
ここは、越中富山の砺波平野、乾いた南風が吹き込むフェーン現象の盛夏、暑い。アオサギも用水路脇で嘴を開け、体温調節中(写真3)。
アオサギなどサギの仲間は、水辺でジーとして動かない、いわば水辺の仙人。しかし、仙人も昼下がりの炎天下、大変なご様子(写真3)。
私に気づき、写真1⇒写真2の順に飛び立つ。暑い中、エネルギーを無駄遣いさせてごめんなさい。
さて、アオサギは全長90cm前後、羽を広げると写真1にみるように170cm前後の日本で最も大きなサギ。和名は、風切羽の青白色に由来。
学名:Ardea cinerea サギ科
引用・参考文献等:当ブログ2011年1月3日版;船だまりで魚を待つ野鳥アオサギ
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2007年8月2日 撮影地:富山県砺波市
写真1 翅が短く、胸部と腹部の境界に白い横帯模様のある、エンマコオロギの幼虫
写真2 写真1と同一個体
←ブログランキングに登録しています。よろしければ、左のバナーをクリックしてください。お願いします。
今、2011年9月23日夜、窓外は秋の虫の音。その虫の一つがエンマコオロギ。
本種は、5月、6月頃に孵化し、脱皮を繰り返して体長3cm前後の成虫になる。和名は、顔の模様が閻魔の怒った顔を連想させることに由来。
幼虫から成虫へ脱皮を繰り返すうちに、胸部と腹部の境界にある白い横帯模様は消え、翅も長くなる。
学名:Teleogryllus emma コオロギ科
引用・参考文献等:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』日本語版(最終更新 2011年5月13日 13:58)
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2010年7月10日 撮影地:東京都八王子市今熊
写真1 矢じり形に裂けた葉の右側に花茎を出し、雄花をつけたオモダカ
写真2 葉の基部が裂けて矢じりの形をしたオモダカの葉。まだ裂けてない若葉もみえる。
←ブログランキングに登録しています。よろしければ、左のバナーをクリックしてください。お願いします。
本種・オモダカは、水田などに生える多年草。種子発芽だけでなく、秋、地下に走出枝を伸ばし、その先に球茎をつけ、翌年これが発芽する。したがって、農人にとってはやっかいな雑草。
6~10月、20~60cmの花茎を伸ばし、上に雄花、下に雌花をつけ、それぞれ3枚の白い花弁をつける。写真2に、雄花(3枚の白色花弁・黄色の葯と花糸をもつ雄しべ)と、その下に白色花弁が落ち、緑の実をつけた雌花が見える。
葉は鋭い矢じり形をしているため、戦に勝つ花、勝ち草として武士に好まれ、武家の家紋にも使われている。
学名:Sagittaria trifolia オモダカ科
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:写真1;2011年8月28日、写真2;2007年7月8日 撮影地:写真1;埼玉県加須市(旧北川辺町)、写真2;埼玉県久喜市(旧鷲宮町)