映画を観た。
★アンジェリカの微笑み
アンジェリカが眼をパチッと開いた瞬間、
ドキッ。
ちょっと怖い展開になりそうだと身構えたんですが、
ある意味想定内の青年の恋話。
しかしなんとも魅惑な怪奇ロマン。
100歳を越えてなおロマンスですから、、、。
恐れいります。
監督は106歳で永眠したマノエル・ド・オリヴェイラ。
オリヴェイラ監督、101歳時の作品です。
死を目前にした彼のメッセージは、
《甘美な死への誘い》であり、
《現代文明への憂い》でした。
老人の魔法にかけられたような気分。
さて、
あの謎の微笑みを魅せてくれたのは、ピラール・ロペス・デ・アジャラ。
《シルビアのいる街で》でも謎の美女を演じていました。