★画家・井澤元一と京都1
京都文化博物館
懐かしい名前に惹かれ、
京都文博へ行ってきました。
展示されていた、「三十三間堂 南大門」(1975)は、
発表された当時、京都市美術館で観た。
以後、京都の祭礼を描いた作品のほとんどは観ているような気がする。
今再び、祭りの絵を観ると
「なんやら、マチスのようだ」
なんて思ってしまった。
キャンバス地を残したり、
鮮やかな薄い絵具の塗り具合、
闊達なデザイン性ある絵。
自由美術時代、独立美術時代の作品も展示。
造形への鋭い追求心を見ることができる。
絵は今でもフレッシュでした。
私は主体展に出品していた数年間、
お世話になりました。
在る年の新年交歓会で、
くじ引きで互いに色紙交換することになり、
とても恐縮した記憶があります。