A&K の NOTES

あちこちスケッチ行脚 。映画館で映画を見ることが楽しみ。いつか何処かでお会いしましょう。

東ベルリンから来た女

2020-03-13 | chinema(欧米系映画)

畦切り音と緊張感溢れる呼吸音。

 


★東ベルリンから来た女
原題:Barbara
監督:クリスティアン・ペツォールト
出演:ニーナ・ホス、ロナルト・ツェアフェルト、ライナー・ボック、他
2012/ドイツ


東西分裂時代の1980年頃の物語。
当時社会主義国家だった旧東ドイツから、
国外脱出を計画する女性医師の姿を描く。


女医バルバラは出国申請をするが、
認められず、田舎病院に左遷。
そこで密告の義務を課せられている同僚医師アンドレと出会う。
医師として誠実なアンドレに次第に惹かれてゆく。
医師の責務か国外逃亡かと迷うバルバラの姿を
サスペンス風に追いかける。
美しい田舎の風景とママチャリで駆ける二人。
映像として美しかった。


緊張感溢れるストーリィ。
風切音と人の呼吸。
ラストが良かった。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« はなればなれに(1964) | トップ | グランド・ブダペスト・ホテル »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

chinema(欧米系映画)」カテゴリの最新記事