駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

マテ(待て)茶

2012年08月28日 | 小験

      

 朝は涼しくても昼過ぎから猛暑となる。何か冷たい飲み物をと清涼飲料水の自動販売機の前に立つ。いつもは緑茶かウーロン茶を選ぶのだが、マテ茶というのが目に入った。これはあのガウチョが飲むやつかなと150円を投入。グイと一杯、なんだこれは、すっきりしない味で美味しくない。何と言うか微かに鄙びた麦藁のような匂いがする。味は麦茶系ではあるが、清涼飲料とは呼べない飲み心地である。

 こんな不味いものを彼等は旨そうに飲んでいたのかというのが、初めて飲んでの感想である。しかし、こんな物が売れるはずはないとは言わない。コーラもビールも最初は不味かった。世の中にはだんだん旨くなるものが結構ある。勿論、いつまでも経っても駄目なものも多いのだが。

 果たしてこのマテ茶がどの程度本場の味を伝えているものか、どうも和風にアレンジしてありそうだ。本物を飲んだことのある人の感想を聞いてみたい。しかしまあ、味はともかく最近は身体に良いが擦り切れた殺し文句で、マテ茶はビタミンミネラルが豊富で飲むサラダだそうである。

  今更効能はともかく、またいつか飲んでみよう。そのうち、ひょっとして見直すことになるかもしれん。

 

コメント (2)
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