年を取ると消費するエネルギーも減るし、胃も小さくなって食べる量も減る。若い人だって、美容や健康の為に減量中の人も多いはずだ。それに女性と男性では食べる量が違う(勿論、例外はある)。
外食の一人前の量を考えて欲しいと思う。これは私の切実な要望だが、同意される方は数多いと確信している。100-200円増しの大盛りがあればよいという時代ではなくなった。100-200円引きが難しければ50-100円引きでいいので、三分の二人前とか半人前のメニューを作って欲しい。
量を減らしてもさほど値引きできないのはよく分かる。儲けを考えれば三分の二人前で八分の一程度の値引きが限界だろう。そうなると、割高感が出て表示しにくいだろうし、原価率の見当が付くのも嫌かもしれない。
それがネックになっているとしても、食べ物を残すことを考えれば、量の少ない一人前は必要に思う。今までは、全部食べられない女房の分を私が平らげて来た。しかしそれでは外食の機会が多い我が家では、私は痩せることが出来ない。それに最近では、大食いの私も食い過ぎ感を感じるようになったので、女房が残した分はそのままにして店を出るようになっている。
乗り物運賃や診察料は体重別手間別になって居らず、一人前料金は一律なので、量を三分の二にした場合も一人前の料金で良いかも知れない。調理の手間は同じだし、満腹感は同じだから受け入れ可能かもしれない。そうすれば、量を減らしたメニューも普及すると思う。