お気に入りに入れさせていただいている「駅前食堂」のレシペから手羽先と大根の煮込みを作り、山小屋で仲間と食べた。いつもながら美味しいと、高い評価を戴いた。実にシンプルな料理で、大根と手羽先だけ、(私は彩りに青唐辛子を追加した)。味付けはみりん醤油酒のみで一時間ほど炊くだけだ。
ちょっと濃い味がご飯に良く合う、骨付き肉の旨味が出て濃くもある。特別な調理技術はないが、食いしん坊でこれは旨いとレシペを見抜く力は付いていると自負している。
料理は絵と同じで、描きすぎないように一歩手前で留める判断が重要と思っている。工夫をすれば美味しくなると思っているのは実はまだまだで、手を加え過ぎない調味料などに凝り過ぎない方が本当は美味しい物が出来る。勿論、ちょっとした手間は惜しんではいけない。
実はこの辺は診療と似ていて診察の手間を惜しんではいけないが、処方は必要最小限の単純簡単がいい。大声では言いにくいが、鼻風邪に抗生剤から何から全部処方してある竹庵先生も居られる。これはちょっと脱線。