駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

包装で知る衰え

2015年02月23日 | 身辺記

               

 昨日、山小屋でG氏がこんなんが破れなくなったと苦笑しながら、サブレーの包装を破るのに引き出しを開けて鋏を取り出した。「俺もそう」という声が私とS氏から出た。どうも腕力だけでなく指先力が弱ってきているのだ。

 いやあ、耳も悪くなった、目も悪くなったとひとしきり年を取ったという話になってしまった。一緒に年を取っているから、見た目の老けには、殆ど気付かないが、残念ながら老人力が付いてきたようだ。

 有り難いことに好きなことには年を忘れ打ち込める。絵を再開して良かった。忙しいを高齢者の禁句にした方が良いと思う。好きなことのために、所謂雑用は退けるのがいい。うかうかしていると雑用に殺されてしまう。

コメント
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