
物価が10%値上がりしても日本では他国よりもそのまま行きつけの店で買う人が多い。これが日本の家計のインフレ許容度が高くなっていることを意味するだろうか。日銀総裁が世間知らずで自分の都合の良いように物事を解釈する人物なのがよく分かる。この調査結果を見ると日本人は諦めが早い馴染みを重要視する従順で抵抗しないといった解釈の方が妥当と思う。
インフレ率2%は既に達成されている。日銀は方向転換を考えなければならない。馬鹿の一つ覚えで前へ進むことしか考えられないのでは崖から落ちてしまう。困るのは弱い庶民で、弱い者にしわ寄せが行っても平気な人物は権力の座から引きずり下ろさねばならない。
防衛が重要なのは自明のことだが、防衛費の中身、防衛戦略、地位協定を見直すことなく馬鹿高い軍備用品を言い値で買うなどもっての外だ。国力を一番高める教育費補助と少子化対策を予算が足りないと後回しにし、防衛費を期限付きで有無を言わさず増やそうと怒号する勢力に押される岸田首相にも降りて貰いたい。派閥の員数が多いから総理大臣の意向は無視できるというのでは日本の民主主義も近隣国と変わらない。
怒鳴って我意を通そうとする人と同じように怒鳴られると道を譲る人も公人には相応しくない、信頼できないと申し上げたい。