駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

悲劇の香り

2022年06月16日 | スポーツ
         

 ブルージェイズの菊池雄星には悲劇の香りがする。力はあるのだが考え込むところがあり、自信とは違う妙な矜持があるために上手くゆかない時に素直な反省ができない。敗戦投手になるのには理由がある。四球が多い、ホームランを打たれる・・、菊池の場合は技術的な問題よりも心理的な問題と思う。欠点は上手に反省しないと直すのが難しい。菊池雄星は反省が下手なのだと思う。デーブ大久保との軋轢もデーブ側に非が多いとしても、良く言えば純粋悪く言えば頑なところが招いた側面がいくらかあったのではないかと思う。
 純粋なのに素直になりきれない。妙な矜恃を捨てて、監督のアドバイスを虚心坦懐に聞けと言いたい。
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