審美眼という言葉がある。美しいものを見い出し愛でる眼力のことだ。何が美しいというのはこれまた難しいが、様々のようでも発散せず収斂するのではないかと思う。
審人眼というものもあると思う。これも人さまざまで美以上に衆目は一致しがたいかもしれないが、損得や利害を離れればある範囲に絞られると思う。政治家というのは政治学者や政治評論家でなくても、国民一人一人がそれなりに判断できるはずで、玉石混淆の中から成程と思える人が選ばれると良いと思う。ご機嫌伺いや利益誘導で目が眩まされては、間違いが起きる。
世論には政治を動かす力があるはず、審人眼を働かして平気で嘘をつく人物、ヤマギワの悪い人物、差別する人物・・・ではなく丹心を留取して汗靑を照らす人を推したい。