新聞テレビのニュースでは少ないが、ユーチューブの時事論評チャンネルでは知らない聞き慣れない言葉がしばしば出てくる。ディスルなどと言う言葉もつい最近知った。ガチャとかタイパとかメタバースとか、調べてだいたいわかるようになっているが、知っている考え方や物事の言い換えや短縮したもの、今までとは違った感じ方考え方を表現したもの、新しい技術や理論を表現したものなどがある。
言葉には二面性というか双方向性なところがあって、もやもやした感じ考えに形を与え理解しやすくして簡潔な意思疎通を可能にする面と言葉につられて感覚や考え方が狭められ型に嵌められる面がある。それに時代背景というか世の中の雰囲気というものも関わっている。そのために何年かすると忘れられ使われなくなるものも多い。
若い人とため口で話す機会はほとんどないのでどうしても新しい言葉に疎くなってしまうが、特別困ることもなくあまり心配もしていない。流行語は移ろうものだし、新しい考え方や技術商品を現す言葉は定着すれば高齢者もわかるようになると高をくくっている。心配なのはむしろ言葉に振り回されて自分の頭で考えない人達が増えることだ。