ウォーレンバフェットと言う人が居る。九十二歳の今も現役の世界三大投資家の一人だ。ネブラスカ州オマハに住んでおり、オマハの賢人と呼ばれている。そのウォーレンバフェットが日本株を大量に購入したのが、外国投資家の日本株投資の呼び水になったらしい。その影響もあって?、日本の株高が続いている。
ウォーレンバフェットは剃刀のように切れる頭脳で奇抜な投資をする人ではなく、失敗から学び時代を読んだ長期投資で巨万の富を築き上げてきた。高等数学を駆使した経済理論も難しいだろうが、一見並みの評論家でもできそうな時代を読むのは本当はもっと難しそうだ。バフェットさんは天才ではなく狡賢いことはしないので賢人と呼ばれるのだろう。
なぜその賢人が日本株を大量に購入したか、これからも日本は大丈夫と読んでいるらしい。おそらくそれは相対的にはという読みだろう。それだけ米中欧は不安定と思われる。