駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

新幹線に斑の紐

2016年09月27日 | 自然

  

 東海道新幹線の座席の肘掛けに蛇がまつわりついていたというニュースを見た。発見したのは若い女性乗客だったようで、さぞかし肝を冷やされただろう。浜松駅に臨時停車し警察官が捕獲したようだが、人的被害はなく遅れも大きなものではなかったようだ。後続列車にどのような遅れの説明がされたのだろう。正直に蛇が出ましてとは言わなかっただろう。

 30cm程のニシキヘビだったらしいが、一体何処から紛れ込んだのか、蛇に聞いてみたいものだ。悪質な悪戯や秘密で搬送中に逃げた可能性もないではない。シャーロックホームズに謎を解いて欲しい。

 恐らく駅の引き込み線に停車中に紛れ込んだ可能性が高いと思うが、定かではない。動物たちも季節外れの暑さで勘が狂っているのは確かだと思う。

 警察官も大変なお仕事の割に感謝敬意が払われることが少なく同情する。動物の捕獲に呼び出されて大変だなあと思う。父親や友人のG氏などは蛇が平気で、ニシキヘビの尻尾をつかまえて引っ張ったりするが、殆どの人は苦手大嫌い恐ろしいと思われると思う。警察官も人の子、蛇なんて平気という人ばかりではあるまい。

 尤も、地球では人間の事情が最優先されるが、厄介者扱いの蛇にしてみれば生まれてきたら異常気象のコンクリートジャングルで滅茶苦茶住みにくく、とぐろを巻いて蛇にも一票と言いたい心境だろう。

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