羽生九段が無菌性髄膜炎で一週間ほど入院されたようだ。順調に回復され延期された竜王戦も二十六日に第四戦が行われるようでほっとしている。どこの病院に入院されたか分からないが、主治医は将棋を指さない人物だったと推測する。なまじアマ有段者だったりすると、手が震えて上手く腰椎穿刺ができなかったのではと思う。
当たり前?だが天才も人間で病気になる。何となくウイルスも避けて通りそうな気もするが、いかにタイトル九十九期という前人未到の人物といえどもウイルスは容赦しないようだ。そういえば先日竜王戦の衛星中継を見ていて気付いたが羽生さんも髪に白いものが混じってきた。タイトル百期は悲願と思うが、齢五十となると中々達成は厳しそうな気もする。豊島竜王は弱点が少ない棋士なので、病室で天井を眺めながら何か作戦を思いつかれただろうか、第四戦が楽しみだ。
将棋は四十歳くらいから始めたのでさほど強くなれなかったが、それでもプロの将棋の凄さは分かるようになれた。もう十年以上将棋は指していない。将棋は負けると後味があんまりよくないのだ。ボケ防止に今度は囲碁でもと思うが、ドイツ語と一緒で結局続かないような予感もする。ただ観戦は気楽なので続けられるだろう。解説と一緒に聞いているとなるほどとわかったような気になれるし、いつの間にか贔屓の棋士が何人もできてスポーツ観戦に劣らず楽しい。
眞子様が結婚への気持ちを発表された。相思相愛ならお相手は犯罪者ではないのだから、これ以上延期させる理由はないと思う。皇室の記事を読むと、表題だけだが、意地悪な感じの表現が多い。女性週刊誌などが本当に皇室を敬い大切に扱っているようには感じられない。
学術会議と同じように、こんな相手に税金が勿体ないと言うのだろうか。多少の問題はあるかもしれないけれども、こればっかりは外形だけではうまくゆくとは限らないのは、誰しも知っていることではないか。勿論、相思相愛なら必ず上手くゆくとは限らないが、想いを遂げるのを邪魔する理由にはならない。付いた火を消そうと非難の風を送れば火は一層燃え上がり貴重な時間が失われてしまう。いつまでも若くはない。
一体誰がどのような責任を持って反対しているのだろう。