駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

頭からおかしくなる

2020年11月20日 | 世の中
           

 昨日は異常に暖かかった。暑いという患者さんもいた。異常に慣れてきてはいるが、これで又寒くなったら新型コロナがどんどん増えるのではと心配している
 菅首相や尾身会長が何だか思い付きの安っぽいおまじないのようなマスク作法を言い出している。
 小池知事は五つの小とかパネルを持ち出して小人数小一時間小皿小声小まめと説明している。自助を促す小手先の指導にこの人達はこれで首相会長知事なのだろうかと異常に慣れた脳も驚いている。
 無意味とは言わないが、相変わらずの肝心の問題から話を逸らす、頭隠さず目を背ける猫だまし戦略だ。尊敬信頼しがたい。
 まともなのは外国の女性首相くらいのもので、脅したり為に持ち出す陰謀論を振り回す首脳の方が多いように見える。
 なぜこれで世の中が崩れないか、それは多くの市民がまとも真面目、そして懸命に働いているからだろうと思う。
 当院も専用診察室を用意し、感染症疑い患者対応をきめ細かく作り、臨戦態勢に入った。事務や看護師の女性達が怯まず献身的なのに今更驚き感激している。
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共助を探る

2020年11月19日 | 小考
            

   噂をすれば影、昨日新型コロナ感染者数が今までで最多数となった小池都知事が昨日は新型コロナ感染者数が最多だったのですが、実はもう一つ最多だったものがありますと、検査数が最多だったと記者会見で話していた。今まで新規感染者数ばかり知らせておいて、何が言いたいんだろう。一部政治家の頭の構造が窺い知れる。まるで広告会社の社員のような発想だ。
 印象操作で私を非難するなと怒っていた首相が居たが、そうした反論はそれだけご自分が印象操作を利用していた告白に思われる。
 オリンピック断行宣言によって菅首相のコロナ対策は経済優先が明らかになったので、自助の次は共助によって、新型コロナの第三波に備えなければならない。まさに情報を読み解く力が必要とされる時代になった。 
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嵐の前のつむじ風

2020年11月18日 | 政治経済
              

 新型コロナが増えつつあるが、危機感と準備は不足しているように感じる。専門家の意見はどのように生かされているのだろうか?。北海道ゴーツートラベル続行と今オリンピック断行宣言の意味が分からない。何か意図があるようで、その理由と根拠を説明してもらいたい。黙って俺の言うとおりにしろという時代ではない。はいはいとあなたの言う通りで良いことがあった記憶がない。口では何とでも言えるかもしれないが、実際に増加した感染で死亡したり後遺症で悩む人にどのような補償をしどのような責任を取るのだろうか。まさか、お気の毒ですが、すべて自助自己責任ですからと突っぱねるおつもりではないでしょうね。
 炎天下マスクをして無言で1m離れて応援はする気にはなれない。大体最強の選手が勢ぞろいするだろうか。バッハ来日は一部政治家の特殊な熱意のなせる芝居に見えてしまう。宣言すれば消えるほど新型コロナは甘くない。新型コロナは左遷など屁とも思わない。楽観的に見ても半年先に終息消滅しているとは考えられない。
 今までは同調圧力と清潔好きで一斉にマスクをする国民性、つまり自助で持ちこたえてきたが、休校宣言に懲りて?公助をためらいオリンピックにこだわる政府に、本当に公助で新型コロナを乗り切る覚悟戦略があるのだろうかと疑問が浮かんでくる。トランプ方式でやるつもりならはっきりそう言っていただきたい
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羽生九段無事退院

2020年11月17日 | 趣味

           


 羽生九段が無菌性髄膜炎で一週間ほど入院されたようだ。順調に回復され延期された竜王戦も二十六日に第四戦が行われるようでほっとしている。どこの病院に入院されたか分からないが、主治医は将棋を指さない人物だったと推測する。なまじアマ有段者だったりすると、手が震えて上手く腰椎穿刺ができなかったのではと思う。

 当たり前?だが天才も人間で病気になる。何となくウイルスも避けて通りそうな気もするが、いかにタイトル九十九期という前人未到の人物といえどもウイルスは容赦しないようだ。そういえば先日竜王戦の衛星中継を見ていて気付いたが羽生さんも髪に白いものが混じってきた。タイトル百期は悲願と思うが、齢五十となると中々達成は厳しそうな気もする。豊島竜王は弱点が少ない棋士なので、病室で天井を眺めながら何か作戦を思いつかれただろうか、第四戦が楽しみだ。

 将棋は四十歳くらいから始めたのでさほど強くなれなかったが、それでもプロの将棋の凄さは分かるようになれた。もう十年以上将棋は指していない。将棋は負けると後味があんまりよくないのだ。ボケ防止に今度は囲碁でもと思うが、ドイツ語と一緒で結局続かないような予感もする。ただ観戦は気楽なので続けられるだろう。解説と一緒に聞いているとなるほどとわかったような気になれるし、いつの間にか贔屓の棋士が何人もできてスポーツ観戦に劣らず楽しい。

 

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皇族は大変と拝察

2020年11月16日 | 小考

           

 

 眞子様が結婚への気持ちを発表された。相思相愛ならお相手は犯罪者ではないのだから、これ以上延期させる理由はないと思う。皇室の記事を読むと、表題だけだが、意地悪な感じの表現が多い。女性週刊誌などが本当に皇室を敬い大切に扱っているようには感じられない。

 学術会議と同じように、こんな相手に税金が勿体ないと言うのだろうか。多少の問題はあるかもしれないけれども、こればっかりは外形だけではうまくゆくとは限らないのは、誰しも知っていることではないか。勿論、相思相愛なら必ず上手くゆくとは限らないが、想いを遂げるのを邪魔する理由にはならない。付いた火を消そうと非難の風を送れば火は一層燃え上がり貴重な時間が失われてしまう。いつまでも若くはない。

 一体誰がどのような責任を持って反対しているのだろう。

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