駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

離脱で逃れられる?国

2023年12月21日 | 爺の呟き
             

 派閥を離脱、党を離脱はよく目にし耳にするが派閥に復帰、党に復帰は殆んど耳目を集める報道をされないし、話題にも上らない。
 自民党二階派の小泉法務大臣が火の手の上がる二階派を離脱しようとしている。
 離脱離党は自分に降りかかる火の粉を振り払うためあるいは派閥や党に迷惑を掛けないためという理由が殆んどだ。要するに追及の手を逃れはぐらかすための手段なのは明白だ。全く問題の解消にはなっておらず責任の一ミリも取っていない。しかし、言い逃れ責任逃れには有効らしい。しかもしばしばほとぼりが冷めると秘かに復帰する。
 所属していた時の問題は後から離脱しても、所属時の問題で離脱は解毒にはならないはずなのだが、この国では(外国のことは詳しくない)今は無所属というまじないが効いてしまう。国民は狡賢さに騙されているのだろうか?。事実に向き合うのが面倒なのか煩わしいのか?
 政治家なんてそんなものというのは政治家の誤魔化しと同じでそんなものと見做しても政治は自分の生活を直撃してくる。阿Qにはなりたくない。
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小さな贅沢

2023年12月20日 | 旨い物
           

 この二三日曇天で寒い日が続いている。冬らしいと言えば冬らしい。外気温は不明でも同じ温度設定の暖房の効きが悪くなってくるので、外が寒いのが分かる。
 贅沢と言っても大した金額ではなく、贅沢の内に入らないかもしれないが、サラダのドレッシングをいくつか取り揃えてサラダを食べている。この五、六年胡麻味ドレは飽きず必ず採用してきた。今のところ私には会津塩麴入りドレと胡麻ドレが最強の組み合わせになっている。おそらく全国にはもっといろいろなドレッシングがあると思うが近隣では精々ニ十種類くらいで一つの限界に達しているが、東京などに出た折りには新しいものを見付けたいと思っている。通販は期待外れも多いので手を出していない。
 こうしてドレッシングを工夫するとサラダはとてもおいしく食べられ、むしろ定番のサラダが楽しみなぐらいだ。何だか身体の調子も良いように感じる。生野菜嫌いにはドレッシングの工夫をお勧めしたい。
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渋滞で感じる師走

2023年12月19日 | 身辺記
           

 地上波テレビを見ないしさほど繁華街に出かけるわけでもなく師走を感じる機会は少ないのだが、普段渋滞しない生活道路の渋滞から師走を感じる。なんで車で出る人が増えるのか、とにかく年の瀬になると道路が混むようになる。用もないのに与太郎まで出てくると言っては本当に仕事に忙しい人には失敬な言い草かもしれない。
 年を越すという感覚は日本人独特とは言わないまでも日本人は特に強く意識するようで、年内にという気持ちが出かける人を増やしているのだろう。
 年を越して切り替わると言う感覚は様々なことを水に流す日本人の感覚の源泉かもしれない。確かに嫌なことを忘れ新たな気持ちで取り組むのは生活の知恵に思えるが、殆んど犯罪の誤魔化しまでは忘れないで取り組んだほうが良い。世の中には一年では片付かない問題も多いからだ。
 来年から職場を変えることになった。継続は力なりの臨床だから気持ちは新たに内容は継続でと今から思い定めている。
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GAFAの世界

2023年12月18日 | 爺の呟き
              

 GAFAが否応なく我々の生活に深く食い込んでいる。このうちFacebookは利用していないがグーグルアップルアマゾンは頻用しており、何だかぐるぐる巻きではなくグーグル巻きにされているように感じることもある。
 GAFAは今が盛りで数年で変わってゆくと思われるが、何といってもここまで大きくし世界を席巻した実行力には驚嘆する。アイデアは誰でもと言えば言い過ぎかもしれないが、特別優れたと言うか思い付けないものではなく、私も考えていたという経済学者や評論家が何人も居る。しかし、そういう人達はGAFAを自分では築けなかった訳で、結局実現力が物を言うのが実世界なのだ。
 真似してより優れたものを生み出すのが得意の日本がなぜGAFA改良版を生み出せなかったか、それは日本がこの三十年、実力が低下してきているのに驕り停滞して世界の潮流から遅れたためと英語ができなかったためではないかと見ている。
 暮らしやすい細部に目が行き届く美しい国なのは確かだが驕る平家は久しからず、いつもの花色木綿だが、今だけ金だけ自分達だけの選挙最優先の政治家を支持しているようではアルゼンチンの二の舞いになりかねない。

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暗証番号とパスワード地獄

2023年12月17日 | 爺の呟き
              

 地獄というと大袈裟だが、相変わらず暗証番号とパスワードに悩まされている。
 一時期パスワードを十個ぐらいに整理したのだが、半年くらいするとパスワードを変えろと指示が出てくるため、結局覚えきれないものが出てきてしまう。暗証番号も六七個用意しているが、一年使わないと否半年使わないと忘れてしまいどれだったかなと立ち往生することになる。おまけに三回間違えると使えなくなります、再登録の手続きが必要ですなどと脅しが出てくるので、焦って余計に間違えてしまう。
 中には携帯に四桁の番号を送ってくるシステムや三十秒ごとに変わる6桁の番号を送らせるものもある。つまり二重三重に関門を設けて、悪用を防ごうとしているわけだ。そうすると正真正銘の本人も躓いてしまう。
 虹彩認証や顔面認証を採用してもらうと助かるのだが、意外にそうした認証システムを採用している機関は少ない。
 えーっとなんだっけと立ち往生させられて、俺だよ俺と怒りたくなる。そう言えば、遠い昔幼友達だった後藤君は「こんにちわ」と遊びに来て、母にどなたですかと聞かれ、「僕です」と答えていたな。
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