記憶違いでなかったら、かつて縫道石山には3つのルートがあった。
福浦川の枝沢沿いのルート。
現在の尾根ルート。
野平側からのルートで、こちらも福浦川(前述と違う川)から似慈沢沿いのルート。
いずれのコースも1点(縫道石山-ババ岩鞍部)で合流する。
福浦ルート、尾根ルートは歩いたことがあるので、野平ルートから行ってみた。
地図を見て、福浦川と似慈沢の出合から歩くつもりだったが、まだ車では入れそうなので気をつけながら進み、最終的に似慈沢の二股まで進むことができた。
あるきだしてすぐに道は草藪になる。
覚悟していたので、そのまま進む。
地図上の点線道路はブル道のようだが、数カ所枝分かれしているので、地図コンパスは必携である。
沢沿いの道なので、泥濘化している箇所もあり、今季初のスパイク地下足袋は正解であった。
終盤、ブル道がなくなるが、コンパスに従って真っ直ぐ進むとすぐに登山道に出た。
ここから徐々に勾配がきつくなる。
急登を息が上がらないようゆっくり登り、鎖場を過ぎ、岩の裏に着く。
ここから山頂までは15分くらいだ。
山頂は曇ってはいたが、予想以上に遠くまで展望が開けていた。
少し休んで、帰路についた。
急坂の濡れた登山道は滑りやすいが、スパイクがよく効き、歩きやすい。
野平ルートの分岐は藪になっていてわかりにくいが、看板があるので迷うことがなかった。
藪を漕ぎ、点線道路に出て、切り株の上に地図を正置しコンパスを振りなおす。
自分が思っていた方向と違う方向を指している。
人間の感覚はあてにならないので、ここはコンパスに従う。
歩きだして10分くらいで泥に中に自分の足跡を発見。
方向が間違っていないことが確認できた。
草藪がなくなり、車にたどり着いたのが12時。
昼食を摂り、少しゆっくりして家に帰った。
出発。この先で道は草藪となる。
2~3箇所、丸木橋を渡る。
草藪だが道ははっきりしている。轍が大きい。
樹間から縫道石山の勇姿が見えた。
登山道に出た。
10mほど登山道を進むと看板があった。
山頂看板。
帰りの草藪に咲いていたショウキラン。
クマの皮剥。あちこちにあった。
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