京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

どべカメ

2021-04-17 15:28:40 | 気になるコト
ロクロで水挽きをすると、泥がでます。
その泥をためておく入れ物を、
「どべがめ」と呼んでおります。
その、どべガメが割れて置いてあったので
凄い技術をご紹介。

どべガメは、30~40センチぐらいの直径
深さは色々ですが、ご家庭にあるであろう、
お風呂で使う洗面器、あの水分量が十分入る
大きさと深さだと思ってください。


ばっカーン。割れ。

何と、上から下まで同じ厚み。
ロクロで器を作る時は、下から上へと
粘土を引き上げて作ります。
なので、下の方はしっかり土を残し、
上へ行くほど薄く・・が当たり前。
しかし、厚過ぎても薄過ぎてもダメ。

これ、折り返してる所はわずかに分厚いですが、
ほぼ・ほぼ同じ。

すごいことなんです。
何を言うてるか分からんって?

作りにおいで!!
難しさがわかるから!(笑)


な?

・・今日は、皆様に伝わりにくいという事、
分かっていますヨ・・。
でも、この割れた器を発見して
興奮していたので伝えたかったんです。
(いずれは粉砕され産業廃棄物になります)

明日はもっとわかりやすい話題を
皆様に提供できるように頑張りますね。
今日は雨だという事で御勘弁を。

また明日。
Please stay healthy and stay safe.

作陶館note
https://note.com/hanshi_kase/n/ndba89033ae27
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