京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

教室風景

2021-04-18 13:07:08 | 作陶館日記
今日は、教室のお話。
金曜午前のクラスは隔週開催です。


この日は、赤楽の茶碗を作る日。

こんなやつね。(説明が雑ぅ(笑))

赤楽などの茶碗を作る時は、
紐で積み上げるのは変わらないのですが、
後で、さらに薄くなるように、
指で摘まんでさらに薄くします。
削り作業は、普段は高台(こうだい)
底回りだけを削るのに、
全体の、内外全ても削るという、
ちょっと特殊な作業をしていただきます。

皆さんも、
楽茶碗と名を打ってある茶碗を見かけたら、
そっと持ち上げてみてください。
思うより軽い仕上がりになっていると思います。
そもそもの粘土の質が違うと思うのですが、
なんか軽い。
そして、熱の伝わりが ” もんわり ”・・
分かりづらい説明ですが、(笑)
我が家にある楽的な茶碗がそんな感じ。

話を元に戻しましょう。
茶碗の出来栄えです。

どの茶碗もイイ。


両手のひらで包める形と大きさ。
冬が一番ありがたく感じる茶碗。
手のひらで包み持つと、
じんわりと伝わる温かみを感じられる。

これから夏ですが、
時には、あえて温かい物を頂き、
肩の力を抜く時間を作ってくださいね。

さぁ、私もお茶(抹茶)を頂くとしますかね。
熱すぎるし、一個氷を入れて・・
(ダメじゃん(笑))

また明日。
Please stay healthy and stay safe.

作陶館note
https://note.com/hanshi_kase/n/ne9c75e5498ce
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« どべカメ | トップ | 削り作業 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

作陶館日記」カテゴリの最新記事