第172回は、ジーン・アモンズとソニー・スティットの2人のサックス奏者による2枚のアルバムです。
「BOSS TENORS」 VERVE (MV 2577)

1. NO GREATER LOVE
2. THE ONE BEFORE THIS
3. AUTUMN LEAVES
4. BLUES UP & DOWN
5. COUNTER CLOCKWISE
GEAN AMMONS (ts) SONNY STITT (ts, as) JOHN HOUSTON (p)
CHARLES WILLIAMS (b) GEORGE BROWN (ds)
録音 1961年8月
(ジャケットの曲目表示とレコードは、A、B面が逆ですが、オリジナル盤表記をそのままに使ったとのことです)
「BOSS TENORS IN ORBIT」 VERVE V6-8468

1.LONG AGO AND FAR AWAY
2.WALKIN‘
3.WHY WAS I BORN ?
4. JOHN BROWN‘S BODY
5. BYE, BYE BLACKBIRD
GEAN AMMONS (ts) SONNY STITT (ts) DONALD PATTERSON (org)
PAUL WEEDEN (g) WILLIAM JAMES (ds)
録音 1962年2月
掲載した2枚は、「BOSS TENORS」がステレオ録音で、右チャンネルにアモンズが、左チャンネルからはスティットが聞こえてきます。
続く「BOSS TENORS IN ORBIT」はモノラル録音ですが、豪快で太い音のアモンズに比べ、より軽快でスマートなスティットであるから聞き分けができます。
1枚目の聞き所はB面の2曲で、「BLUES UP & DOWN」は2人のブローと掛け合いによるサックス演奏の醍醐味を味わうことが出来ます。
続いての「COUNTER CLOCKWISE」は、先発するアモンズと、後発のスティットがそれぞれ6コーラスのアドリブを展開する内容で、2人の演奏をじっくりと聞き比べられるという楽しみがあります。
2枚目は、バックがピアノからオルガンとギターになったことでガラッと雰囲気が変わり、特にスロー・テンポで演奏される「LONG AGO AND FAR AWAY」では、2人のソロをじっくりと聴くことが出来るし、「WHY WAS I BORN」や「JOHN BROWN‘S BODY(リパブリック賛歌)」のテーマ部での2人による合奏なども魅力的な演奏となっています。
なお2人のブローは、ピアノよりオルガンをバックに演奏する方がうまく合っているように思います。
2枚の10曲を通して、スティットがアルト・サックスを吹いているのは最初の「NO GREATER LOVE」のみであり、アモンズとの組み合わせを考えるとテナー・サックスの方が合っているように感じます。
「BOSS TENORS」 VERVE (MV 2577)



1. NO GREATER LOVE
2. THE ONE BEFORE THIS
3. AUTUMN LEAVES
4. BLUES UP & DOWN
5. COUNTER CLOCKWISE
GEAN AMMONS (ts) SONNY STITT (ts, as) JOHN HOUSTON (p)
CHARLES WILLIAMS (b) GEORGE BROWN (ds)
録音 1961年8月
(ジャケットの曲目表示とレコードは、A、B面が逆ですが、オリジナル盤表記をそのままに使ったとのことです)
「BOSS TENORS IN ORBIT」 VERVE V6-8468



1.LONG AGO AND FAR AWAY
2.WALKIN‘
3.WHY WAS I BORN ?
4. JOHN BROWN‘S BODY
5. BYE, BYE BLACKBIRD
GEAN AMMONS (ts) SONNY STITT (ts) DONALD PATTERSON (org)
PAUL WEEDEN (g) WILLIAM JAMES (ds)
録音 1962年2月
掲載した2枚は、「BOSS TENORS」がステレオ録音で、右チャンネルにアモンズが、左チャンネルからはスティットが聞こえてきます。
続く「BOSS TENORS IN ORBIT」はモノラル録音ですが、豪快で太い音のアモンズに比べ、より軽快でスマートなスティットであるから聞き分けができます。
1枚目の聞き所はB面の2曲で、「BLUES UP & DOWN」は2人のブローと掛け合いによるサックス演奏の醍醐味を味わうことが出来ます。
続いての「COUNTER CLOCKWISE」は、先発するアモンズと、後発のスティットがそれぞれ6コーラスのアドリブを展開する内容で、2人の演奏をじっくりと聞き比べられるという楽しみがあります。
2枚目は、バックがピアノからオルガンとギターになったことでガラッと雰囲気が変わり、特にスロー・テンポで演奏される「LONG AGO AND FAR AWAY」では、2人のソロをじっくりと聴くことが出来るし、「WHY WAS I BORN」や「JOHN BROWN‘S BODY(リパブリック賛歌)」のテーマ部での2人による合奏なども魅力的な演奏となっています。
なお2人のブローは、ピアノよりオルガンをバックに演奏する方がうまく合っているように思います。
2枚の10曲を通して、スティットがアルト・サックスを吹いているのは最初の「NO GREATER LOVE」のみであり、アモンズとの組み合わせを考えるとテナー・サックスの方が合っているように感じます。