夢のあと

釣りには夢があります。夢を釣っていると言っても過言ではありません。よって、ここに掲載する総ては僕の夢のあとです。

浮木作り

2009年12月25日 12時57分21秒 | タナゴ釣り
最近、また浮木作りを始めました。現在製作途中です。(画像)
お師匠さんが考案し、自分で使ってみてその性能の良さに驚き、一時はかなり作っておいたのですが、とうとう底を付きました。もっとも底を付いて来たのでそろそろ作らなくてはならないと思って、ある程度までは作ってあったのですが、とにかく作るのが面倒臭い浮木ですし、ちょっと休んでいたらやる気も失せて、いつも後回しにされていました。でも、とうとう最後の浮木を会員に上げてしまいました。一緒に釣っている時に色々と褒めてくれたのでそのお礼です。
 友人、会員から喜ばれ、沢山の人から『売っていただけませんでしょうか?』とメールを頂いたこの浮木ですが、先のメールのコメントでも書いたように、残念ながら売ることは致しません。その理由は完成率が思いっきり低いからです。見た目は同じように見えても浮木の重心とナマリのバランスが良くないと動きが変わり、つまりは魚信に鈍感な浮木になってしまいます。要はその製作が微妙過ぎるのが売らない原因です。しかしながら、完成した浮木は微妙な変化を伝えてくれますので、前魚信によって、アワセる前に心の準備ができて、しかも魚信は魚が餌を咥えて放すまでの時間が長いので瞬間的なアワセの必要がなく、実にゆったりとした釣りが出来ます。実際、この浮木にしてから倍近く釣果が伸びたと言う人もいましたが、その日その日の状況が違うので浮木によるものなのか?それとも日並みによるものなのか?は判断し兼ねます。しかしながら、そう思い込む事によってこの浮木を使っているときに集中力がまして、いい結果を出せればまたそれはそれでヨシです。
 今回は大き目の浮木(約5㎝)とお師匠さんからの依頼(○州屋で売っている安い浮木と同じような斜め通し浮木を作ってくれという)された浮木を作っています。お師匠さん依頼の浮木は単純でそんなに問題になるような工作もないので、作り出してしまえば一週間は掛かりません。多分明後日には渡せます。
 問題はいつもの浮木です。お師匠さんに渡したらチャックが余るので、いつも通りの3㎝くらいの浮木を作成予定です。