茶番劇

茨城辺りでは海開きに向かって海水の放射能レベルを計測しているらしいです。勿論神奈川や静岡などでもやっています。で、現在神奈川や静岡では『検出されていない』とのことですが、茨城は『健康に害を及ぼすレベルではない』とのことです。
　ちなみに、こんなことをすること自体おかしな話で、現在も福島は放射能を垂れ流し状態ですから、一つの参考にしかなりません。ただ、地元民としてはこの夏休みの計画を立て始める今に安全宣言をしておかなければ外貨（？）が稼げないのでやっているだけの事です。ですから決して『危険』とは言えません。最大限に譲って『健康に害を及ぼすレベルではない』まででしょう。
　また、TVでは『基準がないので・・』なんて言っていますが、基準なんて要りません。我々は出来るだけ放射能が少ない所に行けばいいのですから。しかも今測ったって、僕らが行くその何ヶ月先の当日の放射線レベルは判らないのです。で、一つの指針となるのが韓国や中国の海の放射線レベルです。日本はアテになりませんので、中国や韓国の海で放射能がわずかでも計測されたら、それこそ地元福島や茨城はそれこそ高レベルであることの証です。ただ、かなりのタイムラグがあるので、その辺の考慮をもって皆様の判断基準にするしかないと思います。
　現在、茨城辺りでは高濃度に汚染された魚（コウナゴなど）が捕れているのですから、同じ海で泳げば、高濃度に汚染された人間になるのは簡単に想像できます。勿論、毎日そこで生活している魚と一日だけしか行かない人間では違いますが、他に安全な場所がなくて、しかも海水浴をしないと死んでしまうのであれば致し方ないと思えますが、他に安全な場所があって、しかも、別に海水浴なんてしなくたっていいことですから僕は行きません。

　勇気のある方は地元の応援にもなりますので、是非福島や茨城に海水浴に行って下さい。総ては自己責任の元です。