夢のあと

釣りには夢があります。夢を釣っていると言っても過言ではありません。よって、ここに掲載する総ては僕の夢のあとです。

後藤さん、やすらかに。そしてごめんなさい。(イスラム国も日本も最低)

2015年02月01日 08時18分56秒 | 社会
まずは後藤さんのご冥福をお祈りいたします。
気骨のない男子が増えて来ている昨今、あなたに“男”を見ました。僕は後藤さんとは全く関係ない世界で生きていますが、生きている内に一度で良いからお話してみたかったと思っています。本当に残念な人を亡くしてし、残念でなりません。この総ての責任は国民が選挙で圧倒的に支持した人によるものです。
 湯川さん、後藤さん、恐ろしかったでしょう。特に後藤さんは発したくもないメッセージを言わされたりしていました。きっと『これをしなければ殺す』とでも言われていたのでしょう。もしくはそういうものを感じていたのでしょう。ですからこんなメッセージを読み上げることは辛かったことが理解できます。よく頑張ってくれました。そしてそんな状況下でもそれでも読み上げたという事は、彼は最後まで生きたいと思っていた、そして生きる事への望みを捨てなかったことの証です。あのような状況下で彼自身が出来ることはありません。ということは安倍さんに助けを求めていたことなのです。普通の脳を持っている人間ならこんな事は言わなくても判っているとは思いますが。それでも安倍さんは彼を捨てたのです。目的は(多分)自分がアメリカをはじめとする同盟国(有志各国)に認められたいがためだと思われます。
彼自身、まさか自国の総理大臣に殺されるとは思ってもいなかったでしょう。総理大臣は国民の平和と安全を守るための人ですから。
彼の無念な気持ちが手に取るように解ります。
そして、僕らもそのことに対して残念でなりません。
日本の国民はおとなしいです。それが故に安倍さんが好き勝手なことをしたことにより湯川さんと後藤さんの命が絶たれました。もっと騒げる国民になることが出来れば少しくらいは違った面があったかもしれません。ですから、ある意味安倍さんだけの責任ではありません。彼を選挙で押した人たち全員にあると思います。幸運にも僕は違いましたが、それでも騒ぎ方が足りなかったことは否定できません。たった一人だってもっと騒ぐべきでした。本当に申し訳なく思っています。ごめんなさい。


今回の件の総てが公にされた場合、安倍さんは国民を捨てた総理大臣として永久に名を刻むでしょう。そしてそれに協力した現在の自民党員たちも。





今朝、各メディアが『最悪の結果』と評価しています。
僕は『最悪の結果』ではなく『最悪の事態』と考えます。

 残虐性が高い方法で殺害し、それを世界に発信する彼らは我々の眼にはどう見ても異常に見えます。しかし、彼らは人の命を我々ほど重く受け取ってはいないのだと思います。我々が発展途上国の原住民が生肉を食べているのを見るとウッと思ってしまったりします。また、世界は日本が沢山の鯨を殺して食べていることを異常として認識しています。彼らが生肉を食べること、我々が鯨を食べること、そのどちらもその地では特別なことではありません。このようにその国々や地方性で様々な考えや習慣、もしくは決め事があったりします。そしてそれは他から見れば異常であってもその地では正常なこともあるのです。
 かといって殺人が肯定されることは決してありません。でも、人の命の重さがその地によって違うことは当然のようにあります。今回の事件は特殊な殺人事件かもしれませんが、普通の殺人事件として考えてみると分かりやすいです。殺人事件に於いては、それによって益を得た人が必ずいます。それは金銭的な物であったり精神的なものであったりしますが、とにかく何がしかの益を得た人がいるはずです。今回後藤さんが殺された事によって益を得た人は誰でしょう?金銭は動いていないと思います。イスラム国は人質の奪還にも失敗しました。だとしたら・・・明らかですね。ここでしっかり確認しておかなければならないのは、総理大臣は国民の平和と安全を守るための人です。その人がイスラム国に人質を取られていることを知りながらエジプトのカイロのスピーチです。彼は『イラク、シリアの難民・避難民支援、トルコ、レバノンへの支援をするのは、ISIL(イスラム国)がもたらす脅威を少しでも食い止めるためです。地道な人材開発、インフラ整備を含め、ISILと闘う周辺各国に、総額で2億ドル程度、支援をお約束します。』と述べたのです。そしてその動画が世界中に発信されたのです。このことが事の発端です。湯川さん・後藤さんが二人座らせられているYouTube動画のノン編集バージョンにはしっかりその動画が冒頭に掲載されていますのでこれは間違いないことです。現在、その動画は総て削除されて、その部分がカットされた動画しか我々は見ることは出来ません。安倍さんは自分の保身のためにこの動画をカットさせたのです。そう考えなければ他に削除する理由はありません。そして、『人道支援のために』に変えてしまったのです。2015年1月23日にイスレム国から発せられた後藤さんの声のメッセージを思い出してみると


カウントダウンが始まった
イスラム国の兵士は鋭い目でナイフを見ている

日本の総理大臣は、まだごまかしている
日本国民は何もしなかった

拘束された2人に対する慈悲がない

バグダディとその兵士たちは、言ったことはやる



まり『日本の総理大臣は、まだごまかしている』という部分が上記のこと(『『人道支援』とその目的をすり替えたこと)を言っているのです。とつまり安倍さんはお二人がオレンジ色の服を着せられて出ている動画を発信されると、すぐに支援理由を『イスラム国を封じ込めるため』から『人道支援』に変えたのです。つまり自分を正当化するために支援目的が違うと言い出したのです。勿論彼らはそんなことは嘘だと判っています。安倍さんの動画を見てしまっていますし、当然保存しているのですから今更総ての動画を削除してももう手遅れなのです。判っていないのは、編集した動画しかみてない日本人だけです。つまり。安倍さんはとりあえず日本国民を誤魔化す保身に向かったのです。で、編集した動画しか見せられない国民は“なぜ人道支援をしている我が国が悪いことがあるんだ!何も悪いことはしていないじゃないか!一方的にイスラム国のみが悪”と洗脳されたのです。ですから『日本国民は何もしなかった』といわれても当たり前です。。
 水面下で交渉しているとか言っていながらほとんどしていなかった。というか交渉窓口さえ見つけられなかったと。でも、ヨルダンはすぐに窓口を見つけて彼らに対して表明をした。このヨルダンが使った窓口も日本が使う気なら使えたのでしょうが、その形跡もないようです。つまり、交渉窓口を見つけようともしてなかった、もしくはないことにしてしまった方が好都合だったと思われても仕方がありません。交渉に全力を挙げていたのであればヨルダンの交渉窓口は通じるのですから使ったはずです。このような経緯から、もしかしたら安倍さんは二人に死んでもらって、アメリカなどのテロに屈しない同盟国(有志各国)への忠誠を表明する道具にしたかったのではないかとさえ思えてしまいます。勿論これは考えすぎかもしれませんが、本来であれば救えた二人の国民の命が絶たれる行為を何もしないでいたのですからそう思われても仕方がないことですし、それ以外に考えられる道理がありません。勿論アメリカとの関係はとても大切です。でも、命はもっと大切です。命は一旦絶たれたら二度と帰って来ません。他国との関係は後で修復することも可能なのです。ですからその両方を天秤にかけたらお二人を助けることが最優先だったはずです。これは今までに何度も言ってきたことですが、結果的に安倍さんは天秤にかけてお二人の命より同盟国(有志各国)への忠誠を見せる方を選びました。安倍さんのこのやり方はまさに『言語道断で許し難い暴挙』であり安倍さんこそが非道・卑劣きわまりないテロ行為をしているとしか言いようがありません。そして本日、後藤さんが殺害された動画が発信されると、早速同盟国(有志各国)よりオバマ米大統領・ケリー米国務長官をはじめ様々な方面から素晴らしい発表が相次いでいます。大勢を巻き込んでご苦労様なことです。

そして後藤さんが殺害される動画で彼らが訴えていること
 邪悪な有志連合を構成する愚かな同盟諸国のように、お前たちはまだ、我々がアラーの加護により、権威と力を持ったカリフ国家であることを理解していない。軍すべてがお前たちの血に飢えている。
 安倍(首相)よ、勝ち目のない戦争に参加するという無謀な決断によって、このナイフは健二だけを殺害するのではなく、お前の国民はどこにいたとしても、殺されることになる。日本にとっての悪夢を始めよう。


これから判るように、彼らの攻撃対象が安倍さんから日本になりました。最初は安倍さん個人だったのですが、国民が何もしないことに彼らの怒りが向いてしまったのです。ここで彼らの動画の冒頭が削除されているとかそういう理由は彼らには通じません。彼らは彼らの意向を示すべく動画を発信したのです。ところが、それを誰かが編集して安倍さんに不利な部分は削除しました。そしてそれを発信して、元の安倍さんに不利なことが出ている動画は片っ端から削除したのです。そうとは知らない日本国民はイスラム国だけが悪と思わされたのですから、政府に何もしなかったのです。これが彼らの怒りに触れているのです。彼らの情報網はしっかりしている気配を感じるところから、日本にはすでに彼らのスパイがいることが想定できます(多分日本人だと思います)。ここから何が言いたいのかというと、もうすでに国内に入っている彼らの分子が、これから日本国内でもいつどこで何をするか分からない状況下になってしまったということです。これも情報操作した安倍政権の未熟さから発生したことです。このように安倍政権がやったことを発端にして恐ろしい方向に進み出したってわけです。一番起こり得るのが彼らが得意とする自爆テロや襲撃です。今の平和ボケした日本だと大きな被害を被る事は明らかです。平和ボケ=セキュリティーが甘いってことですから、これからもきっと彼らが日本国内に入ることは簡単なことなのではないかと思います。実際彼らの戦闘員になっている日本人もいると報道されていますし、見分けが付け辛い中国人などのモンゴル人種であればあまり注目されずに日本に入って来られます。ですからこれからイスラム国か日本のどちらかが滅ぶか、彼らが安倍さんだけが過激派で日本という国は本来そういう国ではないことを理解するまでこの恐怖は続きます。空港やアミューズメントパーク、そして大きな駅など沢山の人が集まる場所は自爆テロの目標になります。また彼らにとっては原発なども襲撃するには面白い場所でしょう。そういう近くになるべく近付かないこと、というより、なるべく外に出ないことくらいしか我々には出来ません。安倍さんの一言が日本をこんなに危険な国にしてしまったのです。皆様も気をつけてください!と言っても気をつけようがないというのが現実でしょうが。


湯川さん亡き後、後藤さんだけでも生きて帰って来てほしかった。そして、実際のイスラム国がどんなものなのか?について世界に発信してほしかった。
様々な報道を見て判るように、イスラム国のことを知っている政府関係者はほぼ皆無と言ってもいいでしょう。相手が解らないのでは交渉や話し合いなんてとてもできたものではありません。ですから後藤さんには是非元気で帰国していただき、難しいかもしれませんが、両国(現在イスラム国は国ではありませんが)の橋渡し役になり(平和主義者の彼なら絶対にできると思う)、お互いがお互いを理解し、イスラム国も殺人などは辞め、日本も名指しで他国批判するような下劣で高飛車な行為はしないようにして、徐々に歩み寄ることができれば一番すばらしいことだと思います。そしてこれこそがテロに屈しないと言う事なのではないでしょうか?

あとはヨルダン軍パイロット、モアズ・カサスベさんが解放されるよう、ヨルダン政府には安倍さんと逆のことをしてもらうことを祈るばかりです。

追伸
 まだ、事の大きさが判っていないバカなオヤジ共(政府関係者)は『日本がテロに屈することは決してない』と連呼しています。今の時点でそういう相手を刺激するような言葉は使わないで頂きたい。お二人が殺害された今、彼らにしてみれば一段落しているのです。ここでそんなことを言われたら『こいつらまだ解っていないのか!』と日本本土の攻撃計画の時期を早めるに決まっています。そしてより強力な武器を使い沢山の犠牲者が出ます。そういうことを踏まえた上での発言をしないと“安倍さん”って呼ばれちゃいますよ。その他『テロリストたちを決して許さない』とか『(イスラム国に)罪を償わさせるために』とか『到底人間が行うとは思えない』とか『中東への食糧、医療などの人道支援を、更に拡充してまいります。』なんていうのも影でこっそりやって公表しないで下さい。こういう中だからこそ言ってはいけないことがあることに気が付いてください。
そして、我々国民にこれ以上の恐怖を感じさせないで下さい。恐怖政治はテロですから。