2015年2月4日 23:09 産経新聞
「危機感少なかった」野党・元官僚の“イスラム国寄り”発言続々
衆院予算委員会は4日、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」が日本人2人を殺害したとみられる事件の対応をめぐり、政府と野党の応酬が続いた。民主党の細野豪志政調会長と辻元清美政調会長代理は、安倍晋三首相の中東訪問の時期や人道支援を表明した演説内容を問題視。首相は支援の意義を重ねて強調し、議論はかみ合わなかった。(内藤慎二、酒井充)
「2人の命が危機的な状況にさらされていた。配慮した言葉を選ぶ必要があったのではないか」
細野氏は予算委でこう述べ、イスラム国に対峙(たいじ)する周辺国への人道支援を表明した1月17日のエジプトでの首相演説が、イスラム国を刺激した可能性に言及。辻元氏も日本人が拘束されていた中での中東訪問を「危機感が少なかったのではないか」とただした。
両氏とも支援自体には賛同し、今後のテロ対策の重要性も認めた。だが、質問の端々からは政府の「過失」を印象づけようとする意図が透ける。
・・・政府の「過失」を印象づけようとしている意図が透ける?・・・とんでもない。対象は政府ではなく二人を殺した安倍総理です。きっかけを作っておいて、しかも阿部さんはその気になれば助けられたのですよ。誰もお二人を殺害したイスラム国が正しいなんて微塵も思っていません。お二人を助けられる立場にいたのは安倍さんだけだったでしょ。つまり安倍さんの一連の対応でお二人が亡くなられたということに対する責任追及です。どこがイスラム国寄りなんでしょう?
野党では、首相演説の英訳について「日本が本格的に戦争に加担することになったととらえることができる」(日本を元気にする会・松田公太代表)との意見もある。
演説の「ISIL(イスラム国)と闘う周辺各国」の英訳は、「闘う」を「contend」と表現した。「fight」や「battle」よりも抑制的な表現とされる。外務省幹部は「慎重に検討した上で『contend』を選択した」と語り、首相も予算委で「われわれは慎重に言葉を推敲(すいこう)している。選んだ言葉が不適切だったとは考えていない」と強調した。
・・・お二人が拘束されている状況下ですから「contend」「fight」「battle」を含めた総ての言葉を選ぶことは当然です。ですから「ISIL」という言葉も検討しなければ不適切です。ちなみに『ISIL』と『ISIS』の違いは、結局のところ同じ組織を指すのですが、『ISIL』はアメリカ大統領・国連・一部の報道機関がこの組織を指すのに使っている呼称です。アメリカはイスラム国が国家を設立するという組織計画を認めない立場を取っているため、『国』を主張する彼らには屈辱的な呼び名です。またカイロでの首相スピーチ『イラク、シリアの難民・避難民支援、トルコ、レバノンへの支援をするのは、ISIL(イスラム国)がもたらす脅威を少しでも食い止めるためです。地道な人材開発、インフラ整備を含め、ISILと闘う周辺各国に、総額で2億ドル程度、支援をお約束します。』というくだり。これでは挑発でしょ。言葉を選んでいるとは誰も思えません。
辻元氏は「日本は人道支援をしているから世界は分かっているだろう、ではない」とも指摘。2人の命を救えなかった政府に対し「大きな反省をしなければならない」と糾弾した。
だが、日本の「非軍事支援」はイスラム国自身が明確に認めていた。1月20日にインターネットで公開された動画では、日本人の殺害を脅迫する映像の前に、日本の支援を「非軍事的支援で貢献」と英語、アラビア語の両方で訳した場面が登場していた。首相もこの点を取り上げ、「彼らは明確に非軍事的な支援と理解していた」と述べた。
・・・これは全くの嘘。彼らとのパイプさえ持たない安倍首相がなぜそんなことが判るのか?誰が考えたって解る事。この内藤慎二・酒井充という人はそれさえも解らない人なのか?産経新聞ってもっとまともな人が記事をかいているものと思っていました。
イスラム学者の中田考氏も2015年1月22日、東京の外国特派員協会で会見し、「中東の安定が失われているのはイスラム国が出現する前からのこと。それなのに『イスラム国』を名指して、それで人道支援は通用しない。訪問国がイスラエル関係の国ばかり、アメリカとイスラエルの手先と見られる。難民支援として理解されないというのは中東を知る者としては常識」と言っています。
YouTubeによって配信されたカイロでの首相スピーチは『イラク、シリアの難民・避難民支援、トルコ、レバノンへの支援をするのは、ISIL(イスラム国)がもたらす脅威を少しでも食い止めるためです。地道な人材開発、インフラ整備を含め、ISILと闘う周辺各国に、総額で2億ドル程度、支援をお約束します。』と発言(お二人がオレンジ色の服を着せられて膝立ちさせられている動画の冒頭にあった部分です)しています。要は「イスラム国の攻撃によってもたらせれた被害の復興のために支援します。そしてその原因はイスラム国ですから、この組織の発展を食い止めるための費用を支援します」と言っています。これで安倍さん自身が「彼らは明確に非軍事的な支援と理解していた」と述べたから「日本の総理大臣は、まだごまかしている」と2015年1月23日にイスレム国から発せられた後藤さんの声のメッセージで言われてしまったのです。記者がこの発言を安倍さんがしたことをまともに取り上げるのは勉強不足もはなはだしいです。そしてそんな人間の記事を載せる産経新聞という会社の信頼性は失墜したとしか言いようがありません。産経新聞の幹部の方々も記者の信頼性を落とし込めたこの記者を放ってはおけないですね。
ヨルダン軍パイロットを生きたまま焼くなど残虐なイスラム国に対し、日本政府が人質事件でいくら配慮を尽くしても説得できた保証はない。首相は「非軍事支援であってもテロの対象とする。そこにISILの大きな問題がある」と苦悩の色を浮かべたが、辻元氏らが納得した様子はうかがえなかった。
・・・上記のスピーチからしてどう考えても非軍事支援ではないでしょう。そんなことが理解できない人間が総理大臣だなんて・・・この先が不安。こんな政府だから少子化が加速するのです。将来に夢がないですから。
産経新聞 2月4日(水)7時55分配信
■「口実を与えたか検証」「殺人の引き金」
イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の日本人人質「殺害」事件をめぐり、安倍晋三首相の対応が「(事件を起こす)口実を与えた」といった指摘が野党から相次いでいる。「話ができる集団ではない」(菅義偉(すが・よしひで)官房長官)相手との交渉の余地がない中、「イスラム国が口実とした」とは表現せず、政府の責任追及の材料とする意図が透けてみえる。こうした批判は過去に政府の中枢を担った元官僚からも続出している。(酒井充)・・・なんか滅茶苦茶な文で訳がわかりませんが、政府を責任追及して何になるのでしょう?意味がありません。それより国民を守るための総理大臣がお二人を見殺しにした事に対する責任についての言及です。酒井さん、もっと国語を勉強して、事に対しては真摯に見てくださいよ。まるで安倍さんを批判した人はみんな「イスラム国支持者」みたいな偏見で見るのはあなたの脳みそが狂っている証ですよ!
◆首相「気配り不必要」
「質問はISIL(イスラム国)に対し批判をしてはならないような印象を受ける。それはまさにテロリストに屈することになる」
・・・何馬鹿なことを言っているのでしょう?結論から言うとそれはテロリストに屈することにはなりません。一時だけ屈するように見せかけるだけです。『言葉』にしなくても確固たる信念を貫く『姿勢』が大事です。ISILと言う言葉を発しただけで挑発している事にもなるのですよ!国民が危険にさらされる状況を作っておいて、その上彼らを刺激すればより国民の危険性は高くなります。それが総理大臣という役職の人がやる事でしょうか?安倍さん、今のあなたのお立場をお考え下さい。
首相は3日の参院予算委員会で、質問に立った共産党の小池晃政策委員長を、こう突き放した(上記赤字)。小池氏は首相が1月17日にエジプトで行った演説で、イスラム国対策として2億ドル(約236億円)の人道支援を表明したことを追及。「拘束された日本人に危険を与える可能性があったのではないか」と再三問い詰めた。
首相は「過激主義と戦うイスラムの国々をしっかりと支援していくと表明することが極めて重要だ」と強調。「テロリストに過度な気配りをする必要は全くない」と声を張った。
・・・テロリストへの配慮ではなく、当時拘束されていたお二人への配慮が十分だったかどうか?という質問です。…総理大臣は国民の平和と安全を守るための人ですから、兎にも角にもまずはそれが第一です。『表明』も大切ですがそれは二の次です。その第一の存在意義について質問することがイスラム国側なのでしょうか?何か脳のネジが二三本抜けてませんか?そして『表明』も、状況を踏まえてイスラム国を刺激しないように注意を払うべき表明方法をしなければならなかったはずです。
共産党も含め野党各党はイスラム国を非難しているが、小池氏のように「イスラム国側に立った視点」も目立つ。民主党の枝野幸男幹事長は1日、首相の支援表明について「口実を与えるようなことにつながっていないか検証したい」と記者団に語った。言葉を選びつつも、口実を与えた可能性があるのは首相だと言わんばかりだった。
・・・では誰が引き金を引いたのか?酒井さんは最初に彼らが出したYouTubeの原版の冒頭を確認しなさい!事実関係を知らな過ぎです。そうすればその引き金を引いたのは誰なのか?が解りやすく書かれていますから。しっかりと個人を指定していますから。それでも小池氏や枝野氏がイスラム国寄り?ふざけるんじゃない!
イスラム国に対峙(たいじ)する中東諸国への2億ドルの人道支援の一部は、平成26年度補正予算案に盛り込まれている。政府が補正予算案を閣議決定したのは、人質事件が明らかになった1月20日より前の1月9日。この時や首相演説時に懸念を示す野党は見当たらなかった。
・・・中東諸国への2億ドルの人道支援は素晴らしいことです。否定する理由はありません。問題はそのときのスピーチです。最初に彼らが出したYouTubeの原版の冒頭を確認しなさい!論点をすりかえるんじゃない!
◆解放へ首相辞任提案
イスラム国側に一定の理解を示すような言動は元官僚からも出ている。
駐イラン大使の経験がある孫崎享氏はツイッターで「安倍発言で殺人の引き金」などと投稿。小泉純一郎政権などで5年近く安全保障・危機管理担当の官房副長官補を務めた柳沢協二氏はインターネット番組で、人質解放のための首相辞任を提案した。
元経済産業省官僚の古賀茂明氏は1月23日のテレビ朝日番組で、「首相は有志連合の仲間に入れてほしいと思っている」「首相は本当は空爆や武器供与を願っている」と根拠不明の持論を展開。外交や危機管理の専門家とは言い難い古賀氏の主張は6分以上続いたが、司会者が逆の立場から発言することはなかった。
・・・あの時お二人を助けられたのは安倍さんだけでした。それをしなかったのは何故か?と考えた場合、そのように思う人も当然出て来るでしょう。外交や危機管理の専門家だからこその発言を、素人のあなた方がこうしていかにも「イスラム国支持者」のような書き方で表現していることに不快感を覚えます。そもそも『逆の立場から発言』ってできますか?このお二人が亡くなられた直後の状況下で。もし言えるのでしたらあなた方は畜生以下の生き物です。
そろそろ、産経新聞に滅茶苦茶な批判をされている方達は本気で怒った方が良いと思います。
内藤慎二、酒井充の両氏は安倍首相を批判した人を列挙して「イスラム国支持者」とも読み取れる記事を発信した特殊な思考回路を持ったお方です。特殊な思考回路ということではイスラム国の人たと一緒です。それを掲載した新聞も異常だと思います。
追補
安倍さんの軽はずみな言動により彼らは怒りました。彼らを名指しで批判したからです。そして人質を殺害して安倍さんに仕返しをしました。加えて彼らは、何もしなかった(というより情報不足にさせられたのでできなかったと言った方が的確)日本国民にも敵対心を持ち始めてしまいました。このような状況下でも安倍さんは世界に向けて、より強く『テロには屈しない』とか『イスラム国と戦う国家に追加支援をする』などと完全に挑発しています。彼らの過激思想ではこんなことをされてただ黙っているはずはありません。いつの日か必ず何かをやって来ます。自爆テロや襲撃などの犯罪をまったく悪いことと認識していない人たちです。
ここでどうして追補なんて書くかというと・・・安倍首相の中東歴訪はセールス外交の側面もあったことは先に書きました。多くの経済人を引き連れていました。僕が知っているのは伊藤忠、三井物産、三菱商事、NEC、富士フイルム、キッコーマン、などの合計46社。その企業名、幹部名が挙げられています。その方々や企業は特に注意願います。
加えて一般市民も巻き込むのが彼らのやり方ですから、誰も「自分は係わっていないから大丈夫」なんて思わないで下さい。日本は安倍さんの言動によっていつ何時どこで起こるかわからないテロ行為の対象にされてしまったのですから。
見方によっては内藤慎二、酒井充の両氏は安倍さん批判をした人をまるで「イスラム国支持者」のような言い方をし、国民を安心させてテロ攻撃をしやすくするイスラム国の手先か、もしくは政府からお金が回ったかのどちらかでしょう。ここを訪れる賢い方ならもうお分かりですね!
「危機感少なかった」野党・元官僚の“イスラム国寄り”発言続々
衆院予算委員会は4日、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」が日本人2人を殺害したとみられる事件の対応をめぐり、政府と野党の応酬が続いた。民主党の細野豪志政調会長と辻元清美政調会長代理は、安倍晋三首相の中東訪問の時期や人道支援を表明した演説内容を問題視。首相は支援の意義を重ねて強調し、議論はかみ合わなかった。(内藤慎二、酒井充)
「2人の命が危機的な状況にさらされていた。配慮した言葉を選ぶ必要があったのではないか」
細野氏は予算委でこう述べ、イスラム国に対峙(たいじ)する周辺国への人道支援を表明した1月17日のエジプトでの首相演説が、イスラム国を刺激した可能性に言及。辻元氏も日本人が拘束されていた中での中東訪問を「危機感が少なかったのではないか」とただした。
両氏とも支援自体には賛同し、今後のテロ対策の重要性も認めた。だが、質問の端々からは政府の「過失」を印象づけようとする意図が透ける。
・・・政府の「過失」を印象づけようとしている意図が透ける?・・・とんでもない。対象は政府ではなく二人を殺した安倍総理です。きっかけを作っておいて、しかも阿部さんはその気になれば助けられたのですよ。誰もお二人を殺害したイスラム国が正しいなんて微塵も思っていません。お二人を助けられる立場にいたのは安倍さんだけだったでしょ。つまり安倍さんの一連の対応でお二人が亡くなられたということに対する責任追及です。どこがイスラム国寄りなんでしょう?
野党では、首相演説の英訳について「日本が本格的に戦争に加担することになったととらえることができる」(日本を元気にする会・松田公太代表)との意見もある。
演説の「ISIL(イスラム国)と闘う周辺各国」の英訳は、「闘う」を「contend」と表現した。「fight」や「battle」よりも抑制的な表現とされる。外務省幹部は「慎重に検討した上で『contend』を選択した」と語り、首相も予算委で「われわれは慎重に言葉を推敲(すいこう)している。選んだ言葉が不適切だったとは考えていない」と強調した。
・・・お二人が拘束されている状況下ですから「contend」「fight」「battle」を含めた総ての言葉を選ぶことは当然です。ですから「ISIL」という言葉も検討しなければ不適切です。ちなみに『ISIL』と『ISIS』の違いは、結局のところ同じ組織を指すのですが、『ISIL』はアメリカ大統領・国連・一部の報道機関がこの組織を指すのに使っている呼称です。アメリカはイスラム国が国家を設立するという組織計画を認めない立場を取っているため、『国』を主張する彼らには屈辱的な呼び名です。またカイロでの首相スピーチ『イラク、シリアの難民・避難民支援、トルコ、レバノンへの支援をするのは、ISIL(イスラム国)がもたらす脅威を少しでも食い止めるためです。地道な人材開発、インフラ整備を含め、ISILと闘う周辺各国に、総額で2億ドル程度、支援をお約束します。』というくだり。これでは挑発でしょ。言葉を選んでいるとは誰も思えません。
辻元氏は「日本は人道支援をしているから世界は分かっているだろう、ではない」とも指摘。2人の命を救えなかった政府に対し「大きな反省をしなければならない」と糾弾した。
だが、日本の「非軍事支援」はイスラム国自身が明確に認めていた。1月20日にインターネットで公開された動画では、日本人の殺害を脅迫する映像の前に、日本の支援を「非軍事的支援で貢献」と英語、アラビア語の両方で訳した場面が登場していた。首相もこの点を取り上げ、「彼らは明確に非軍事的な支援と理解していた」と述べた。
・・・これは全くの嘘。彼らとのパイプさえ持たない安倍首相がなぜそんなことが判るのか?誰が考えたって解る事。この内藤慎二・酒井充という人はそれさえも解らない人なのか?産経新聞ってもっとまともな人が記事をかいているものと思っていました。
イスラム学者の中田考氏も2015年1月22日、東京の外国特派員協会で会見し、「中東の安定が失われているのはイスラム国が出現する前からのこと。それなのに『イスラム国』を名指して、それで人道支援は通用しない。訪問国がイスラエル関係の国ばかり、アメリカとイスラエルの手先と見られる。難民支援として理解されないというのは中東を知る者としては常識」と言っています。
YouTubeによって配信されたカイロでの首相スピーチは『イラク、シリアの難民・避難民支援、トルコ、レバノンへの支援をするのは、ISIL(イスラム国)がもたらす脅威を少しでも食い止めるためです。地道な人材開発、インフラ整備を含め、ISILと闘う周辺各国に、総額で2億ドル程度、支援をお約束します。』と発言(お二人がオレンジ色の服を着せられて膝立ちさせられている動画の冒頭にあった部分です)しています。要は「イスラム国の攻撃によってもたらせれた被害の復興のために支援します。そしてその原因はイスラム国ですから、この組織の発展を食い止めるための費用を支援します」と言っています。これで安倍さん自身が「彼らは明確に非軍事的な支援と理解していた」と述べたから「日本の総理大臣は、まだごまかしている」と2015年1月23日にイスレム国から発せられた後藤さんの声のメッセージで言われてしまったのです。記者がこの発言を安倍さんがしたことをまともに取り上げるのは勉強不足もはなはだしいです。そしてそんな人間の記事を載せる産経新聞という会社の信頼性は失墜したとしか言いようがありません。産経新聞の幹部の方々も記者の信頼性を落とし込めたこの記者を放ってはおけないですね。
ヨルダン軍パイロットを生きたまま焼くなど残虐なイスラム国に対し、日本政府が人質事件でいくら配慮を尽くしても説得できた保証はない。首相は「非軍事支援であってもテロの対象とする。そこにISILの大きな問題がある」と苦悩の色を浮かべたが、辻元氏らが納得した様子はうかがえなかった。
・・・上記のスピーチからしてどう考えても非軍事支援ではないでしょう。そんなことが理解できない人間が総理大臣だなんて・・・この先が不安。こんな政府だから少子化が加速するのです。将来に夢がないですから。
産経新聞 2月4日(水)7時55分配信
■「口実を与えたか検証」「殺人の引き金」
イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の日本人人質「殺害」事件をめぐり、安倍晋三首相の対応が「(事件を起こす)口実を与えた」といった指摘が野党から相次いでいる。「話ができる集団ではない」(菅義偉(すが・よしひで)官房長官)相手との交渉の余地がない中、「イスラム国が口実とした」とは表現せず、政府の責任追及の材料とする意図が透けてみえる。こうした批判は過去に政府の中枢を担った元官僚からも続出している。(酒井充)・・・なんか滅茶苦茶な文で訳がわかりませんが、政府を責任追及して何になるのでしょう?意味がありません。それより国民を守るための総理大臣がお二人を見殺しにした事に対する責任についての言及です。酒井さん、もっと国語を勉強して、事に対しては真摯に見てくださいよ。まるで安倍さんを批判した人はみんな「イスラム国支持者」みたいな偏見で見るのはあなたの脳みそが狂っている証ですよ!
◆首相「気配り不必要」
「質問はISIL(イスラム国)に対し批判をしてはならないような印象を受ける。それはまさにテロリストに屈することになる」
・・・何馬鹿なことを言っているのでしょう?結論から言うとそれはテロリストに屈することにはなりません。一時だけ屈するように見せかけるだけです。『言葉』にしなくても確固たる信念を貫く『姿勢』が大事です。ISILと言う言葉を発しただけで挑発している事にもなるのですよ!国民が危険にさらされる状況を作っておいて、その上彼らを刺激すればより国民の危険性は高くなります。それが総理大臣という役職の人がやる事でしょうか?安倍さん、今のあなたのお立場をお考え下さい。
首相は3日の参院予算委員会で、質問に立った共産党の小池晃政策委員長を、こう突き放した(上記赤字)。小池氏は首相が1月17日にエジプトで行った演説で、イスラム国対策として2億ドル(約236億円)の人道支援を表明したことを追及。「拘束された日本人に危険を与える可能性があったのではないか」と再三問い詰めた。
首相は「過激主義と戦うイスラムの国々をしっかりと支援していくと表明することが極めて重要だ」と強調。「テロリストに過度な気配りをする必要は全くない」と声を張った。
・・・テロリストへの配慮ではなく、当時拘束されていたお二人への配慮が十分だったかどうか?という質問です。…総理大臣は国民の平和と安全を守るための人ですから、兎にも角にもまずはそれが第一です。『表明』も大切ですがそれは二の次です。その第一の存在意義について質問することがイスラム国側なのでしょうか?何か脳のネジが二三本抜けてませんか?そして『表明』も、状況を踏まえてイスラム国を刺激しないように注意を払うべき表明方法をしなければならなかったはずです。
共産党も含め野党各党はイスラム国を非難しているが、小池氏のように「イスラム国側に立った視点」も目立つ。民主党の枝野幸男幹事長は1日、首相の支援表明について「口実を与えるようなことにつながっていないか検証したい」と記者団に語った。言葉を選びつつも、口実を与えた可能性があるのは首相だと言わんばかりだった。
・・・では誰が引き金を引いたのか?酒井さんは最初に彼らが出したYouTubeの原版の冒頭を確認しなさい!事実関係を知らな過ぎです。そうすればその引き金を引いたのは誰なのか?が解りやすく書かれていますから。しっかりと個人を指定していますから。それでも小池氏や枝野氏がイスラム国寄り?ふざけるんじゃない!
イスラム国に対峙(たいじ)する中東諸国への2億ドルの人道支援の一部は、平成26年度補正予算案に盛り込まれている。政府が補正予算案を閣議決定したのは、人質事件が明らかになった1月20日より前の1月9日。この時や首相演説時に懸念を示す野党は見当たらなかった。
・・・中東諸国への2億ドルの人道支援は素晴らしいことです。否定する理由はありません。問題はそのときのスピーチです。最初に彼らが出したYouTubeの原版の冒頭を確認しなさい!論点をすりかえるんじゃない!
◆解放へ首相辞任提案
イスラム国側に一定の理解を示すような言動は元官僚からも出ている。
駐イラン大使の経験がある孫崎享氏はツイッターで「安倍発言で殺人の引き金」などと投稿。小泉純一郎政権などで5年近く安全保障・危機管理担当の官房副長官補を務めた柳沢協二氏はインターネット番組で、人質解放のための首相辞任を提案した。
元経済産業省官僚の古賀茂明氏は1月23日のテレビ朝日番組で、「首相は有志連合の仲間に入れてほしいと思っている」「首相は本当は空爆や武器供与を願っている」と根拠不明の持論を展開。外交や危機管理の専門家とは言い難い古賀氏の主張は6分以上続いたが、司会者が逆の立場から発言することはなかった。
・・・あの時お二人を助けられたのは安倍さんだけでした。それをしなかったのは何故か?と考えた場合、そのように思う人も当然出て来るでしょう。外交や危機管理の専門家だからこその発言を、素人のあなた方がこうしていかにも「イスラム国支持者」のような書き方で表現していることに不快感を覚えます。そもそも『逆の立場から発言』ってできますか?このお二人が亡くなられた直後の状況下で。もし言えるのでしたらあなた方は畜生以下の生き物です。
そろそろ、産経新聞に滅茶苦茶な批判をされている方達は本気で怒った方が良いと思います。
内藤慎二、酒井充の両氏は安倍首相を批判した人を列挙して「イスラム国支持者」とも読み取れる記事を発信した特殊な思考回路を持ったお方です。特殊な思考回路ということではイスラム国の人たと一緒です。それを掲載した新聞も異常だと思います。
追補
安倍さんの軽はずみな言動により彼らは怒りました。彼らを名指しで批判したからです。そして人質を殺害して安倍さんに仕返しをしました。加えて彼らは、何もしなかった(というより情報不足にさせられたのでできなかったと言った方が的確)日本国民にも敵対心を持ち始めてしまいました。このような状況下でも安倍さんは世界に向けて、より強く『テロには屈しない』とか『イスラム国と戦う国家に追加支援をする』などと完全に挑発しています。彼らの過激思想ではこんなことをされてただ黙っているはずはありません。いつの日か必ず何かをやって来ます。自爆テロや襲撃などの犯罪をまったく悪いことと認識していない人たちです。
ここでどうして追補なんて書くかというと・・・安倍首相の中東歴訪はセールス外交の側面もあったことは先に書きました。多くの経済人を引き連れていました。僕が知っているのは伊藤忠、三井物産、三菱商事、NEC、富士フイルム、キッコーマン、などの合計46社。その企業名、幹部名が挙げられています。その方々や企業は特に注意願います。
加えて一般市民も巻き込むのが彼らのやり方ですから、誰も「自分は係わっていないから大丈夫」なんて思わないで下さい。日本は安倍さんの言動によっていつ何時どこで起こるかわからないテロ行為の対象にされてしまったのですから。
見方によっては内藤慎二、酒井充の両氏は安倍さん批判をした人をまるで「イスラム国支持者」のような言い方をし、国民を安心させてテロ攻撃をしやすくするイスラム国の手先か、もしくは政府からお金が回ったかのどちらかでしょう。ここを訪れる賢い方ならもうお分かりですね!