夢のあと

釣りには夢があります。夢を釣っていると言っても過言ではありません。よって、ここに掲載する総ては僕の夢のあとです。

一晩に100回寝る

2016年10月17日 22時13分11秒 | 社会
 こんな事書くと・・・何っ?って思われる方がほとんどだと思います。
 相変わらずワンコの介護に明け暮れている僕ですが、一日中付きっ切りの介護が出来るわけではなく、昼間は当然仕事があります。よって、昼間の彼は一人っきりになることが多く、帰宅した時(概ね3時間ごと)は面倒を見られますが、それ以外は手が空いた時しか見て上げられません。
 今の彼の状態は後足はまったく効かず、前足も右足が良くなく、左前足だけがかろうじて動かせる感じです。当然立てませんので水を飲みに行く事も用を足しに立つ事も出来ません。よって、こちらが気を遣ってそれらを満足させなくてはならないのですが、昼間だと仕事があるのでどうしても難しいです。そこで僕は考えて、彼の生活を昼夜逆転させました。つまり、昼間は寝ていて夜に起きて・・・そうすれば、僕さえ眠らなければ彼は比較的快適な日々が送れると考えたのです。そして実際そうなっていました。 お陰で僕はひどい睡眠不足の日々。昼間は仕事で夜は彼の相手をしているのですから寝る間がありません。何かをしている合間の僅かな時間を狙って睡眠を得るしかありません。幸い、こんな状態ですから寝付くのに1分も掛からない状態です。
 こうするとによって平穏な日々を過ごせていた彼ですが、最近は上記のように左前足だけが効いているので、彼が起きている間はお尻を中心にした回転運動を繰り返しています。ほとんど寝たきりの生活になっていますので少しでも運動をした方がいいと思っていましたが、お尻の出た部分が強くすれるので毛が抜けて床ずれのようになってしまいました。それでも彼は左回転運動を辞めることはせず、僕が家に帰ると目を覚まして回転運動に入ります。今は低反発マットに乗せてあるのですが、その四隅に行くと止まってしまってフンフン鳴きます。低反発マットから頭の部分は出ていますので、彼にしてみれば四隅を通過した後は下り坂ですが、四隅に向かう時は上り坂なのです。得意な四隅があるので、止まってしまうのは2ヶ所。要は1周する間に二回僕の援助が必要なのです。その間は概ね5分。しかも僕は1分もあれば寝てしまうので・・・つまり1時間で12回起きなくてはならないのです。これを11時~7時までの8時間やたっとすると、96回になります。実際問題、そんなにきちんと5分って事はないですから、毎晩100回はやっていると思います。最初のうちは辛かった(というより腹立たしかった)ですが、今は「これでいいんだ」と自分に言い聞かせてます。とはいうものの、仕事に取り付く前は爆発的な頭痛に襲われていますし、仕事場に行くのもフラフラして歩行が安定しません。仕事に突入してしまえば、緊張感からかそういうものは一切感じないので、1秒でも早く仕事に取り付きたいと毎朝思っています。
 いつまでこんな状態が続くのか分かりませんが、彼の人生(犬生?)を少しでも応援したいですし、一回でも彼が「あぁ・・・助かったぁ」と思ってくれれば、それが僕の本望です。

 でも・・・・・やはり・・・・・つらい。。。