世界では沢山の疫病が発生し、それを乗り越えて来た。日本でもコレラでこんな過去がある。
1876年、アモイから寄港したアメリカ海軍の船内からコレラが広まり、国内で爆発的な流行となった。日本では、既に江戸時代末期より、幾度と無く多数の死者を出す流行が見られており、早期対策の重要性を認識していた明治政府は、虎列刺病(コレラ)予防心得(内務省)とともに避病院仮規則を整えた。実際には、1878年頃から日本各地で避病院の設置が進められ、患者の収容・隔離体制が整えられた。
避病院(ひびょういん)とは、明治時代に造られた日本の伝染病専門病院である。昭和期では「隔離病舎」。病院という形式は取っていたものの、コレラは未知の病であり治療を施す余地は少なかった。また、当時は医療従事者が少なかったこともあり、現代の医療水準からすれば感染者を隔離するだけの施設という状況にあった。
(Wikipediaより)
日本は過去にこういう経験をして乗り切って来た。なぜ今の政府はこういう過去から学ばないのか?まずはどんどん検査して一早く一人でも多くの感染者を確定して隔離すること。これが感染症対策の第一歩なのです。つまりその第一歩すら踏み出していない日本政府は感染拡大を抑え込む事が出来ず、どんどん被害が拡大し続けています。
政府は一刻も早くこのような過去から学び、体制を整え、即行で対処すべきです。“知らなかった”“現代では無理”“医療従事者が足りない”じゃすまない。
ちなみに、残念ながら新型コロナウイルス感染症の治療法は存在しません。つまりどんな重症になっても、せいぜい対症療法で治療はしていません。要は専門的知識をそれほど必要としないのです。ちょっと言い過ぎになるかもしれませんが、医者の必要はなく、看護師さんだけでも何とかなっちゃうはずです。もっと言い過ぎれば素人さんでもちょっと教えて上げればできてしまうレベルです。ですから『医療従事者が足りない』のではなく“やりたくない”というのが正直なところだと思います。ご存知の通り、小泉首相が医療費の削減をしてから、医療機関はギリギリの収入でやって来ている現状です。そんな中で命が危険にさらされることをするでしょうか?それぞれの医療従事者には家族や彼氏・彼女がいたりします。そんな中で儲かりもしないのに命がけの事をするなんて誰が考えても馬鹿げています。政府はこの辺の事も考慮しなければなりません。