夢のあと

釣りには夢があります。夢を釣っていると言っても過言ではありません。よって、ここに掲載する総ては僕の夢のあとです。

北朝鮮 対話による解決を・・・?

2017年09月15日 21時35分13秒 | 社会
 今まで対話による解決を図ってどれだけ馬鹿にされてきたか?
1994年のジミー・カーターの時代、10月に米朝の協議が開催され、北朝鮮が寧辺の黒鉛減速炉及び関連施設の凍結を行うことを条件に米国が軽水炉の建設を支援し、完成までの代替エネルギーとして重油(供給する石油の量は、毎年50万トンの重油とする。)を提供する合意文書が取り交わされた。
 2005年9月19日の共同声明を実施するために大韓民国は、朝鮮民主主義人民共和国に対する200万キロワットの電力供給。アメリカ合衆国は、無能力化の活動を主導し、それらの活動のための費用を提供。
 2012年2月29日に米国との間で締結された「2.29米朝合意」で米国が北朝鮮に食糧(栄養) 24万トンを支援。・・・etc.

 これらは、基本的にアメリカ主導で行ってきた対話による解決を試みた結果です。結果を見れば分かるように、彼らはまったく合意内容を無視。頂く物だけはいただいた模様。


 こんな過去があるのですから対話なんてあり得ないでしょう。

 上記のような過去をみると北朝鮮ってひどい国だと思うでしょう。しかし彼らはそんな風には思っていないようです。基本的に文化が異なるのです。どこかのWebでみたのですが、彼らの文化では、たとえ約束したとしても、後からでも自分たちにとって不都合な内容が判明したら、理由をつけてそれを破ってもかまわないようです。それは「理由があるから仕方がないこと」であり、相手はその事を理解しないといけないということらしいです。ところが相手が約束を守らないと、彼らは「ルールを守れない非常識な相手」として怒り出します。相手がどんな理由で契約を破ったとしても、それは「言い訳」に過ぎないとのこと。なんて自己中な人たちなのでしょう?もしこれが本当なら、対話での解決は無理でしょう。
 ですから安保理がいくら騒いだって、北朝鮮には何の効力も現していません。この期に及んで韓国政府は北朝鮮の児童や妊産婦など母子保健事業のために国連傘下の国際機構を通じて800万ドル(約8億8000億円)を支援するという話まであるようです。こんな状況下で安倍さんや菅さんが『断じて容認できません』とか『最も強い言葉で断固非難』しても彼らは何とも思っていません。 


ところで安倍首相はまた「発射直後から、ミサイルの動きを完全に把握し、万全の態勢をとっていた」と強調してましたが、菅義偉官房長官はその後2度目の記者会見で、ミサイルは「襟裳岬東約2200キロの太平洋上に落下した」と述べ1回目の会見で発表した約2000キロを修正。・・・把握してないじゃん。しかも今回はミサイルが通過し、着弾した後に国民に知らせるという大失態。
 ところでなんで打ち落とさないんだろう?完全に日本の領空を通過しているのに。これは韓国にも言えることですが、打ち落としても誰も(北朝鮮以外)文句を言わないのではないでしょうか?当たらなくても最高の練習になるのではないでしょうか?アメリカの戦艦も日本海に居るようですが、これも迎撃しないとなると、どう見てもやる気がないとしか思えない。
 やはり武器売りのための騒ぎなのでしょうか?
 



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