
安城デンパークの「なんじゃもんじゃの森」のヒトツバタゴ(いわゆる なんじゃもんじゃの木)です。
例年ですと ほぼゴールデンウイークに入るころから咲きだすのですが、
今年は一週間以上早いようです。

樹は高いので、コンデジの望遠側で撮りました。

ヒトツバタゴはモクセイ科の落葉高木で、「タゴ」とは 「トネリコ」のことです。

ヒトツバタゴの学名は Chionanthus retusus Lindl. et Paxton
属名の Chionanthus はギリシャ語の「chion(雪)+anthos(花)」からきている。
種小名の retusus は「(花弁の先が)ややくぼみのある形の」という意味である。(花図鑑「ヒトツバタゴ」)

中国福建省原産で中国、台湾、朝鮮半島、国内では、長崎県対馬北端、岐阜県木曽川周辺、愛知県の一部に分布する。(ヒトツバタゴ - なんじゃもんじゃランド)

(ここからは 一眼レフ)
ヒトツバタゴ自生地は、長崎県 対馬市上対馬町鰐浦、岐阜県蛭川村、瑞浪市釜戸町、恵那市笠置町、愛知県犬山市池野西洞(以上国指定天然記念物)、恵那市大井町、恵那市中野方町、岐阜県中津川市苗木、中津川市落合新茶屋(以上県指定)、岐阜県瑞浪市稲津町萩原 (市指定)である。(同上)

花びらは 4枚です。
ヒトツバタゴは 自生地が対馬と木曽川周辺ということもあり、かつて愛知県の小学校にはヒトツバタゴの木が奨励されたこともあって、なじみの深い木なんです。私も毎年ゴールデンウイークには 小牧市の天然記念物を見に行ってましたが、今年は GWに行ったのでは もう遅いかもですね