Dietes bicolor
安城デンパークのグラス・ウォークのこの花ですが、名札にはカタカナで「ディエティス・ビコロル」と書いてありますが、Wikipediaには 「ディエテス・ビコロル」として載っています。
Dietes をラテン読みするのですから「ディエテス」としか読めないとおもうのですが?
また カタカナで「ビコロル」と書くと何のことかわからないですが、原語は「bicolor」で 英語読みすれば「バイカラー」何のことはない「二色(の)」という意味なんですよね。
ちなみに、属名のDietes というのも、ギリシア語で「2」を意味するdi- と「類似性」を意味するetesが由来となっています。
アヤメ科の花の共通した特徴として、外花被片3枚の基部に蜜標があります(アヤメではアヤメ紋、カキツバタでは黄色い斑点、ドイツアヤメではブラシのような毛)。
ディエテス・ビコロルは別名「琉球シャガ」とか「沖縄シャガ」と呼ばれますが、日本のシャガの蜜標部分はトサカのようなひらひら模様で、ディエテス・ビコロルでは その蜜標が オレンジ色と黒褐色の斑紋ということになります。「bicolor 二色の」というのはこれのことを言っているのでしょうか?
シベがどこにあるのかよく分かりませんが、他のアヤメ科の花からの類推ですが、
外花被片3枚の付け根(蜜標のあるところ)の上にそれぞれ小さな覆いがあります。これがめしべの花柱らしく、花柱先端の下側に柱頭がついているようです。その覆いをめくると、中に雄しべがあるようです。
ワスレグサ(ヘメロカリス)
安城デンパークにて
ワスレグサは ユリ科とか ツルボラン科(ワスレグサ科)など体系により異なる科に分類されています。
こちらは今度はシベが分かりやすいです。
「霧ヶ峰や尾瀬に咲くニッコウキスゲや、山里に咲くノカンゾウ、ヤブカンゾウ、夕暮れにほのかな香りを漂わすユウスゲなどの野生種が、その仲間として知られています。野生種も園芸種も、すべてヘメロカリス属に分類されますが、一般的にヘメロカリスというと、品種改良した園芸品種を指します。」
(AGSコラム「ヘメロカリスの基礎知識」 )
中国では、太古の昔から食用や薬用としてヘメロカリスを栽培していました。それがヨーロッパに渡ったのは16世紀後半のこと。
「ヘメロカリスの父」と呼ばれるアーロー・ B・スタウト(中略)はヘメロカリスの分類や育種を精力的に進め、1934年にヘメロカリスのバイブルとも言える「DAYLILIES」を出版しました。
(同上)
虫媒花の進化は、昆虫の進化と共にあり、互いに関係しあって、双方に新たな種が誕生してきました。
虫媒花は、媒介者である虫が花から花へ花粉を輸送してくれるので、無駄になる花粉が少なく、効率的な受粉ができます。
これにより、花粉の生産量を抑えることができ、その代わりに媒介者の報酬である蜜などを生産するようになりました。
(長居植物園「みんなのフォトアルバム|植物と虫」より抜粋)
飼い猫に近づけてはいけないもの:
ユリの花束、ユリの鉢植え、庭や空き地に生えているユリ、ユリの入っていた花瓶の水など。
どう問題なのか:
ネコにとっての猛毒。
毒成分がまだわからず、対症療法(吐かせる・下剤・輸液など)しかない。
花粉、葉、つぼみなどをごく少量食べた例でも死亡例があり、
花粉は体についたものを舐めることで、ネコのイタズラ心とは関係なく口にしてしまう可能性がある。
(PE2HO Betelgeuse's Diary「猫にとっての猛毒、ユリとヘメロカリスについてのメモ」より抜粋)
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安城デンパークのグラス・ウォークのこの花ですが、名札にはカタカナで「ディエティス・ビコロル」と書いてありますが、Wikipediaには 「ディエテス・ビコロル」として載っています。
Dietes をラテン読みするのですから「ディエテス」としか読めないとおもうのですが?
また カタカナで「ビコロル」と書くと何のことかわからないですが、原語は「bicolor」で 英語読みすれば「バイカラー」何のことはない「二色(の)」という意味なんですよね。
ちなみに、属名のDietes というのも、ギリシア語で「2」を意味するdi- と「類似性」を意味するetesが由来となっています。
アヤメ科の花の共通した特徴として、外花被片3枚の基部に蜜標があります(アヤメではアヤメ紋、カキツバタでは黄色い斑点、ドイツアヤメではブラシのような毛)。
ディエテス・ビコロルは別名「琉球シャガ」とか「沖縄シャガ」と呼ばれますが、日本のシャガの蜜標部分はトサカのようなひらひら模様で、ディエテス・ビコロルでは その蜜標が オレンジ色と黒褐色の斑紋ということになります。「bicolor 二色の」というのはこれのことを言っているのでしょうか?
シベがどこにあるのかよく分かりませんが、他のアヤメ科の花からの類推ですが、
外花被片3枚の付け根(蜜標のあるところ)の上にそれぞれ小さな覆いがあります。これがめしべの花柱らしく、花柱先端の下側に柱頭がついているようです。その覆いをめくると、中に雄しべがあるようです。
ワスレグサ(ヘメロカリス)
安城デンパークにて
ワスレグサは ユリ科とか ツルボラン科(ワスレグサ科)など体系により異なる科に分類されています。
こちらは今度はシベが分かりやすいです。
「霧ヶ峰や尾瀬に咲くニッコウキスゲや、山里に咲くノカンゾウ、ヤブカンゾウ、夕暮れにほのかな香りを漂わすユウスゲなどの野生種が、その仲間として知られています。野生種も園芸種も、すべてヘメロカリス属に分類されますが、一般的にヘメロカリスというと、品種改良した園芸品種を指します。」
(AGSコラム「ヘメロカリスの基礎知識」 )
中国では、太古の昔から食用や薬用としてヘメロカリスを栽培していました。それがヨーロッパに渡ったのは16世紀後半のこと。
「ヘメロカリスの父」と呼ばれるアーロー・ B・スタウト(中略)はヘメロカリスの分類や育種を精力的に進め、1934年にヘメロカリスのバイブルとも言える「DAYLILIES」を出版しました。
(同上)
虫媒花の進化は、昆虫の進化と共にあり、互いに関係しあって、双方に新たな種が誕生してきました。
虫媒花は、媒介者である虫が花から花へ花粉を輸送してくれるので、無駄になる花粉が少なく、効率的な受粉ができます。
これにより、花粉の生産量を抑えることができ、その代わりに媒介者の報酬である蜜などを生産するようになりました。
(長居植物園「みんなのフォトアルバム|植物と虫」より抜粋)
飼い猫に近づけてはいけないもの:
ユリの花束、ユリの鉢植え、庭や空き地に生えているユリ、ユリの入っていた花瓶の水など。
どう問題なのか:
ネコにとっての猛毒。
毒成分がまだわからず、対症療法(吐かせる・下剤・輸液など)しかない。
花粉、葉、つぼみなどをごく少量食べた例でも死亡例があり、
花粉は体についたものを舐めることで、ネコのイタズラ心とは関係なく口にしてしまう可能性がある。
(PE2HO Betelgeuse's Diary「猫にとっての猛毒、ユリとヘメロカリスについてのメモ」より抜粋)
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