「ミズオオバコ(Ottelia alismoides、シノニム:Ottelia japonica)は、トチカガミ科ミズオオバコ属の水草。湖沼やため池、水田などに自生する。」(wiki 「ミズオオバコ」)
花以外は水面下にあります。
水中から取り上げようとすると、花弁は薄く脆く水に浸かると溶けてしまします。
「オオバコに似た葉をもつ一年生の沈水植物。」(京都府レッドデータブック「ミズオオバコ(オオミズオオバコ)」)
花弁は3枚。
花の下にあるのは子房(果実)。
「かつては府内でも普通の水田雑草であったと推察されるが、農薬の多用と圃場整備によって水田からはほぼ消滅した。山間部の湿田などにかろうじて残存する。」(同上)
雄しべ雌しべともに黄色。雄しべは3個、短く、雌しべは6個、長く、柱頭は2分岐。
花弁の下にある子房(果実)部分です。
苞鞘(ほうしょう:包葉の葉鞘が固く変化したもの)に波状の縮れた翼があるのが特徴です。
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