アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ブラシノキとティーツリー - 樹に咲く花22

2022-05-19 06:00:02 | みんなの花図鑑
きょうはフトモモ科の樹に咲く花を取り上げます。

ブラシノキ(カリステモン)

「ブラシノキ(学名:Callistemon speciosus)は、フトモモ科ブラシノキ属の常緑小高木。」(wiki 「ブラシノキ」より)




ブラシノキはオーストラリア原産で日本には明治時代に渡来したとされる。英名で bottle brush と呼ぶように、理科の実験で使う試験管ブラシの形にそっくりだ。(だんじりのまち大阪府岸和田市の樹木図鑑「ブラシノキ、カリステモン(総称として)」)




別名、カリステモン(本来は属名のラテン名である) で、
カリステモン Callistemon は「美しい雄しべ」の意だということです。




雄しべはまだ糸巻き状態ですが、雌しべは一本だけすでに伸びています。




やがて雌しべを覆うように、たくさんのカリステモン(美しい雄しべ)が成長してきます。










ティーツリー

ティーツリーはフトモモ科コバノブラシノキ属の樹で、花も属名のとおりブラシノキに似たところがあります。




画像はすべておととしの6月6日に撮ったものです。
個人宅のシンボルツリーだったのですが、どういうわけか昨年切り倒されてしまいました。
なので今年はいくら待っても見ることができません。




学名は Melaleuca alternifolia。
属名の「メラウレカ」で読ぶことも記事もありますが、「ティーツリー」のほうがポピュラーです。




「英語の慣用名ティーツリー(Tea tree=茶の木)の由来は、キャプテン・クックと共に世界一周航海に旅出た英国の植物研究家・探検家のジョセフ・バンクス卿が 1770 年オーストラリアに辿り着いた際、ティーツリーの葉をお茶の代わりにして飲んだことからとされています。」(Herba 植物について「ティーツリー」)

(この話はよく「キャプテンクックがその葉をお茶代わりとして飲用したため」とショートカットされて語られています(´・ω・))




2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ティーツリーが素敵! (koji)
2024-02-28 10:01:39
ブラシノキもいいですが、どちらかといったらティーツリーの方に軍配をあげたいと思うわたしです。
育てたいなと思っても、寒いところではダメみたいで残念です。
返信する
Unknown (avril_kanabun)
2024-02-28 11:05:08
ありがとうございます
コメントいただいたのがどのスレッドだったのか最初判らず、ちょっと探しました✋😅
返信する

コメントを投稿