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岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

クコ、一両(アリドオシ)‐ 冬の赤い実

2021-01-25 18:26:06 | みんなの花図鑑

クコの実は中国では「不老長寿の薬」といわれていて、楊貴妃が毎日食べていたとの言い伝えがあります。
ナス科クコ属の植物です。




クコの実といえば、杏仁豆腐の上にちょこんと載っている、あの赤い果実ですね。




中華料理の最後に クコの実というのは 「コレステロールの値を下げる」という実用的な効果があるのだとか。









写っている葉は 笹で クコの葉ではありません。




クコの葉は こんなのです。







万両、千両、十両、一両の 一両です。一両のホントの名は アリドオシです。
「地方によってはセンリョウ(千両)、マンリョウ(万両)とともに植え、「千両万両有り通し」と称して正月の縁起物とする。」(wiki 「アリドオシ」)





アリドオシはアカネ科アリドオシ属の常緑低木。
長く鋭い棘(とげ)が付いています。
「このトゲが小さな蟻をも刺し通すとして「蟻通し」と名付けられた。」(庭木図鑑 植木ペディア > アリドオシ)




「10月から成熟する実は直径5~7ミリほどで、翌春までの長いあいだ枝に残る。このため「(赤い実が)有り通し」として名付けられたという説もある。」(同上)





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