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岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

アメリカアゼナ、ウリクサ - 水田雑草

2020-10-09 18:12:19 | みんなの花図鑑
アメリカアゼナ

水田雑草アゼナの仲間は 端で区別しようとしてもとても小さく個体差が微妙なので、区別するには 葉のほうを見るのが近道なようです。




タマガヤツリと花の大きさを比較しています。タマガヤツリも生育環境は「水田、休耕田その他の湿地」です。




これが アメリカアゼナの葉です。アメリカアゼナは 葉の縁に鋸歯があります。よく似た アゼナは全縁です。




「よく似たアゼナは葉に柄がなく鋸歯がない。」(松江の花図鑑)




よく似たタケトアゼナは 花の下唇に紫色の斑紋がつくことが多いです。「タケトアゼナは葉に鋸歯があるがやや不明瞭で、葉の基部が丸く柄がない。」(松江の花図鑑)




アメリカアゼナは葉に明瞭な鋸歯があります。
(バックの黄色は ヒレ・タゴボウの花です)

それにしても、アメリカの付かない「アゼナ」のほうには 今年もお目にかかれませんでした。



ウリクサ

「夏から秋に畦道などで、普通に見られる。茎は地をはって広がる。」(三河植物観察)
これはデンパークの池の傍で見つけたウリクサです。
アゼナの葉に比べて 丸っぽいです。



「花は唇形で、長さは7~8㎜。上唇は先が浅く2裂する。」(三河植物観察)



下唇は3裂し、中央の裂片に濃い青紫色の斑紋があり、花弁の縁の色がやや濃いという特徴がある。(同上)



雄しべは4個、下側2個の基部に棒状突起がつく (同上)
長いほうのおしべ左右一組は両側から手を取り合いアーチを作っています。これ、トレニアの花と同じですね (^^♪




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